今日はいつもの陰謀暴露動画でなく、子供さんも楽しめるものです。
サンタクロースは Santa Clausとつづりますが、Claus はNicholaus の変形です。サンタのモデルは聖ニクラウスというカトリックの聖人でした。
ドキュメンタリーを要約します。
ーーーーーーーーーー
サンタは北極圏から降りてくると言われるが、モデルとなった聖ニコラスはトルコ東南部に西暦270年に生まれた。
ニコラスは幼い時から不思議な能力を持っていた。そのため地域教会の司教に選出され、死にかけていた子供を蘇生させたりした。
あるとき、娘三人を嫁に行かせるための持参金が足りない男がいた。男の長女は「自分を売り飛ばして、妹たちの持参金にして」と父に頼んだが、それはできなかった。ニコラス司教は持参金が足りないことを聞き、純金の硬貨を袋に入れて男の窓から投げ入れた。それが数百年経つと、煙突から投げ入れられたというふうに話が変化した。暖炉で乾かしていた靴下にプレゼントがすっぽり入ったのだ。
ニコラスは気前がよく、沢山の寄付を子供達にも含め行った。魔術的治療能力に長けていたため9世紀に教会によって聖人の仲間入りをし、それからヨーロッパ中であがめられるようになった。航海する船乗りの守護聖人にもなった。
ところでニコラスの時代はローマ帝国が支配していたが、こういう祭りがあった
SATURNALIA は土星の神さま、サターン (サートゥルヌス)を敬う祭りだ。
この祭りは現代でも再現されている↓
この祭りは習慣的に12月23日まで続いたため、キリストの誕生日(後世に決められた)は24、25、26の冬至期間中に指定されることになった。
クリスマスは中世オランダで最初に祝われるようになった。それまではそのような習慣は無かったと言ってもいい。
サンタの起源を更に上ると、数千年前の古代北欧の片目の神、地中に住むオディン(Odin)につながる。子供に物資を恵んだり、冬至に地中から出てきて地上に現れたりしたという伝説がある。
さて19世紀、クリスマスの祭りはヨーロッパからアメリカに広がり、新たな発展をし商業化の流れに乗る。
特にニューヨーク。18世紀はニューアムステルダムと呼ばれた街だけに、オランダ移民が多く、クリスマスの伝統を新大陸に持ってきた。
聖ニコラスという宗教家は、アメリカでサンタクロースという陽気で気前のよいおじさんに変身したのだ。
つまり謹厳なる聖ニコラスが↓
こう姿を変えたのだ↓
アメリカで最初にサンタのイメージを描いたのは、漫画家トーマス・ナストで1848年ごろだ。このころはまだ茶色の衣装だった。
北極からトナカイと共にやってくるというイメージも、ナストが創作したものだった。
20世紀アメリカでサンタを最も活用したのはコカ・コーラ社だった。
このように、サンタは世界で誰一人知らぬものがないキャラクターとなった。
-----------
以上です。
クリスマスというとキリストの誕生日ですが、キリストは本当に実在したのかという疑問があります。学者によっては、数人の人物が合体したものと言います。革命家だった人物、人々を治療した人物、神の教えを説いて回った人物が、一つに合わさったということです。
著名な宗教研究家、故ジョーダン・マックスウェルによると、イエスは実在した人物ではなく、それまでに存在した伝説や神話がベースになっているということです。例えばエジプト神話に、オシリス(父)、イシス(母)とホルス(息子)の聖家族がいます。
キリストの父ヨゼフと母マリア、そしてキリストのイメージは、このエジプト神話から出ているという説は有力です。息子ホルスのライフストーリーは、イエスのそれとかなり被さっていると説明されます。ホルスの方がイエスより古いですから、こちらがベースになっているのです。
いずれにしてもメリークリスマス!
Comments