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停戦では収まらないイスラエルの中東支配への執念:AIを恐れる必要はないー著名アナリスト

  • chibamai
  • 6月26日
  • 読了時間: 4分

先週土曜の米によるイラン核施設爆撃ですが、トランプが施設を「全部壊滅した」と主張するも一部しか破壊されていない、という情報が渦巻いています。それが単なる反トランプ派のウソなのか、実際に故意の部分的破壊なのか、情報戦となっています。


今までも紹介した、CIAや国務省で分析官として活躍したラリー・ジョンソンによる記事です。

  • 今回の衝突は全てカブキ・シアター、大々的劇場である。イランの核開発は完成にほど遠い。ネタニヤフもそれを分かっているが、爆撃の言い訳に使った。本当の目的はイランのレジームチェンジである。

  • IAEAのトップが「イランの核開発は本格的ではない」というような発言をしている。

  • 米の官僚や政治家にはシオニストが大変多い。(注:その一方共産主義者も)先日も国務省の報道官が「イスラエルの次にアメリカは偉大な国」と発言していたくらいだ。

  • 中国もロシアもイランを全面的に支援しており、核をイランに提供する準備がある。

  • 中国はイランにホルムズ海峡閉鎖しないよう要請している。自国経済に大打撃だから。


国際政治専門家のダグラス・マグレガー大佐はインタビューで、「イスラエルは全世界を敵に回している。イランが中国・ロシアを背後に本気で戦えば、イスラエルは全面的敗戦になる」と言っています。


  • イスラエル・イラン停戦の期限が切れると、イスラエル諜報機関モサドによる工作で、欧米でfalse flag(偽旗作戦)テロが起こるだろう。

  • イランの潜伏テロリスト(sleeper cells)は実際に欧米に多くいる。イスラエルは彼らにテロを起こさせ、イランのせいにしてまたまた爆撃再開、やがてレジームチェンジにつなげる予定。

  • ネタニヤフが議会通さずに戦争開始できる効力は6か月で切れる。その前にイランを攻撃しなければいけない。


その他の情報として、トランプは完全にネタニヤフに騙されているのが分かってきているのではないか、トランプはレジームチェンジの話には乗っからなくなっている、などがあります。


とりあえずホルムズ海峡が封鎖されないのであれば、ホッとします。



歴代政権アドバイザー・お助けマンだったジム・リカーズ「AIを恐れる必要はない」


ジムのレポートはいつも大変参考になるので、都度アップさせて頂きます。


  • AIの歴史ー1950年代に開始したAI開発は、1980年代に壁にぶつかり停滞した。AIの冬と呼ばれ、2000年代初頭まで続いた。開発が本格的に復活したのは最近10年だ。

  • ChatGPTは最もダウンロードされたアプリで、ユーザーは数億人いる。OpenAI社で開発に携わったサム・オルトマンは社内政治で昨年追放されかけたが、復職し、その後スーパーインテリジェンス(AGI)開発に全力投球。

  • AGIの概念は、人間はAIの下に位置すること。オルトマンはChatGPTは既にどんな人間よりも優れていると発言。2025年には本当の認知作業ができるようになり、2026年には進んだ考え(novel insights)も持てるようになるそうだ。

  • しかしこれはいくつかの点から見ておかしい。1.現在使用している大言語モデルはそれまでのモデルの古いアウトプットにより、汚染されている。そのためAIはスマートではなくバカ(dumb)になってきている。

  • 2.応用数学で言う「情報保存の法則」は、検索に使われる概念だが、こういうことだ。コンピューターは人間より早く情報を見つけるが、存在しない情報は見つけられない。つまりAIは新しい思考ができず創造もできない。

  • アップル社の論文では、「幅広く実験した結果、大規模推論モデル(Large Reasoning Models) が非常に複雑な課題に直面すると、正確さが崩れることが分かった。スケール極限に限界が現れ、推論モデルが衰える(訳し方が分からなくてすみません)。

  • つまりAIはある点に達すると、どんなコンピューティングパワーがあってもロジックに限界ができてしまう。「仮説的推論(abductive logic)」をコードした開発者はいない。言い換えると常識や直感をAIにコードすることはできない。

  • 人間の有する常識や直感は最も強力なツールだ。スーパーインテリジェンスは人間を超越することはできない。


確かにそうです。AIには先祖から伝わった常識、人間の持つ直感やスピリチュアル・パワーはありません。

大切なのは人間はAIに振り回されたり奴隷となってはいけない、ということだと思います。





 
 
 

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