先週11日に若杉ばあちゃんの新刊をご紹介しましたが、そこで触れられていた本を読み終えました。
水野南北は江戸時代の人相見ですが、何冊も書き残した、その世界では大変有名な人でした。水野南北 - Wikipedia
南北によると、人相には人生の吉凶が現れるが、必ずしもその通りの人生にはならない。人の運命を左右するのはいかに食を節制するか、ということです。
本から要約します。
世の中には、金持ちで高貴・長寿の顔つきなのに貧窮し、短命の人がいる。逆に貧窮短命の人相なのに実は富裕で高位、長命の人がいる。幸不幸は飲食を節制するかどうかで決まることに私は気がついた。不運な人が節制を実行した結果、幸せになった例が沢山ある。
金持ち、貧乏人、それぞれ各自人生において天から食べる量の割り当てがある。割り当てより多く大食・美食にふける人は人相が良くても人生が不調である。
割り当てよりも少なめに粗食をする人は、貧困の人相があっても幸運・長寿となる。
大食で食べる量をコントロールしない人は、一生生活が不安定で、家庭を壊し、病気になる。厳重にコントロールすることが幸運につながる。
女性が大食の場合、夫ともめる。
家計が安定していても、日々、人と美食にふける人は家が滅びる。身分が高い人は必要以上に粗食をする必要はないが、量を節制してバランス食をとれば家運は長く続く。
たとえ貧窮で短命の人相であっても、思慮深く、食物やその他のものを無駄使いしなければ、それだけ割り当てが長く続いて幸福・長寿となる。
たとえ人相が良くても、美味にふける人に発展はない。(注:グルメはほどほどに?)
酒肉を多く取り、肥満になった人は一生出世・発展することはない。酒肉は血液を増加させ、心気が緩む。そうなると人生は発展しない。
都会では美味肉食が日常で、人の気質が荒い。短命が多い。一方、粗食の山村では気質が穏やかで長命の人が多い。
食事は普通の人には節制が難しい。それに敢えて挑むことで一般人に勝って立身出世ができる。
若い時に貧乏して節制すれば、運が開ける。節制しなければそののち天から貧乏を強いられる(若い時の苦労は買ってでもせよ、という諺もありますね)
美食を存分にとっている人は多大に命を損なっている。そのため、地位が高くて裕福な人に短命が多く、粗食をしている貧者に長命の人が多い。
(食だけでなく)全てに慎む人は、人相が凶でも幸運となる。その逆も真。
人は現世で積んだ徳・あるいは悪は全て未来に持ち帰って、その徳や悪を携えて再び生まれ変わる(つまりカルマ)。恐るべきは現世である。現世で飲食を節制し無駄使いせず、陰徳を積む人は自分自身から自分を救う。
世の中で、自分の身の慎みほど尊いものはない。
世の人は自分は運がないと嘆くが、いやしくも命ある限りはどんな人にも運がある。運は、自分の心をどれだけ良い物事に注力するかでも、決まる。
節制せず、全てをみだりに消費し捨てる生活をしていると、そのうち世もその人を見捨てる。
飲食の節制で心気が丹田(へその3センチ下)に満ちれば、死ぬことはない。
五穀(米、アワ、ヒエ、キビ、豆)の他に食で重要なのは塩である。(減塩は大問題)
真に心を濁すものは肉食である。しかし少量であれば濁らない。
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以上です。
こう見ると、裕福であることは逆にいばらの道かもしれません。好き放題できて、天からの割り当てを消費してしまうからです。
病気や金欠だと容赦なしに食や物を倹約せざる得ませんから、割り当てを食いつぶすこともありません。
イエスも言いました。「金持ちが天国に入ることは、ラクダが針の穴を通るよりも難しい」
確かに身の周りを見ても、美食の人はケガや病気が多いなぁと思います。
チャールズ国王の新肖像画、ネットでいじられまくり
今朝のアレックス・ジョーンズ・ショーからです。ALEX JONES [FULL] Wednesday 5/15/24 • WWIII Alert: Assassin Gravely Wound Pro-Peace Slovakian PM (bitchute.com)
黒枠はバフォメット(ヤギ、サタニズム=悪魔崇拝)です。絵にはその他いろいろ変なものが隠されているそうです。
この肖像画はロンドンの金融街でイルミナティの拠点である、シティにしばらく飾られるようです。サブリミナルにサタニズムを広めたいのでしょうか。
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