クレディ・スイスが破たんする可能性が取りざたされていますが、株主トップだったサウジアラビアの銀行の資金が引き揚げられたようです。まだ分かりませんが、本当に破たんすれば、2008年9月のリーマンショックに匹敵する金融危機になるかもしれません。
エコノミストのピーター・シフは当ブログで何回か引用しております。予測が的確、分析力抜群なので有名です。
先週末に始まった、銀行破たんは氷山の一角であると警告しています。
シフ氏は一連の騒動の前に、奇しくも予言していました。
連邦準備制度(米中央銀行)が現在の高インフレ率を2%近くに下げる為には、景気後退だけでなく金融危機を起こす必要がある。
he was saying the only way the Fed could succeed in getting inflation anywhere near 2% is by creating not just a recession, but a financial crisis.
同氏の最新動画で話を聞きました。
破たんしたシリコンバレー銀行の預金口座も投資家も今回はベイルアウト(税金投入)で救済されたが、これは富裕層エリートを守るためでもあった。同時に取付け騒ぎを最小限に抑えたかった。
ベイルアウトは基本的にはベイルイン(預金凍結)と同じである。何故なら既に国民はインフレでカネを失っているからだ。インフレは回りまわって政府や中央銀行にカネが流れるため、間接的に国民にツケが回る。
また、政府が救済する場合、紙幣を沢山印刷することになる。これもインフレをさらに長引かせる。
資本主義においては、ベイルアウトはルール違反である。
これから銀行破たんが増える可能性があるため、預金を解約してゴールドやシルバーにシフトすることを薦める。
インフレが何故中央銀行や政府にとってプラスなのか、当方の自費出版本から紹介します。
中央銀行の歴史はヨーロッパの16~17世紀にさかのぼる。当時封建社会の王や貴族はいかにして多くの税を民衆から徴収するか、ということに頭を悩ませていた。少しでも税を上げようとすると抵抗や反対運動が起きる。そこで、40%の税率を民衆に内緒で60%に上げる方法を見出した。
それは中央銀行を設立して自由に紙幣を発行させるのである。そうするとカネが市中に増えてインフレーションが起こり、結果的に穀物や商品の値段が上がって税率を上げずとも税収が増える。困るのは物価高に直面する民衆だけである。
ーーー
コロナ、ウクライナ、そして金融危機ー全てがグレートリセットとつながっています。
オーストラリア、異常な超過死亡者数、特に若い世代に集中
同国では2021~22年に、超過死亡者数が26倍に跳ね上がりました。
緑の線は0歳から44歳、ダントツに超過死亡者数が多い↓
原因は言うまでもなく・・・
あと、目に止まったニュースでは、米国防総省の文書で、近い将来エイリアンの母船が太陽系に飛来し地球に小型船を派遣する可能性がある、とまだ草稿の段階ですが言及されているそうです。
春は野草薬草が芽吹くー胃の不調にたんぽぽ茶
暖かくなると、野草薬草狩りのシーズンが始まります。今週も、よもぎ、ハコベ、たんぽぽの葉を沢山採集しました。
たんぽぽの根はコーヒーの代用にしたり、漢方薬にもなっています。ですが根っこから引き抜くのは気が引けるので、葉っぱを切って採集し乾燥保存すれば、一年中お茶にできます。若い葉は生でサラダにもできます。
葉っぱも漢方ですが、効能としては
ビタミンミネラル豊富、抗酸化作用
血糖値コントロール
消化を助ける
母乳促進
コレステロールのコントロール
血圧のコントロール
肝臓を強くする
減量、美肌
抗がん作用、免疫サポート
たんぽぽの苦さはいわゆる「健胃」効果があり、良薬は口に苦し、の通りです。
胃薬に頼らず、自然に触れながら葉っぱを採集してみてはいかがでしょう。
Comments