top of page
検索

フジテレビ問題で思うこと。(2025年1月29日公開)

chibamai

更新日:2月1日

先日のフジテレビ役員による長時間会見を4分の3ほど見ました。


感想は殆どの方と同じです。「人権保護と言いながら結局は隠蔽工作」「性加害をしたはずの中居氏をろくに調査せず、視聴率重視で継続起用した」「港前社長の歯切れが悪すぎる」といったところです。

こういった芸能界の問題は以前からあり、海外でも韓国などは枕営業で女優が自殺しています。ハリウッドでハーヴィー・ワインシュタインの性強要が告訴され、MeToo運動につながりました。


今回のフジテレビは何が根本的原因なのか、意見はいろいろあります。当方はこう言いたいです。


昔からある日本社会の、女性を置物として扱う傾向


日本には芸者文化があります。彼女らは単なる性の提供者ではなく、いろんな芸能に通じた一種の職人です。ヨーロッパでも 宮殿に出入りするCourtesan がおり、文学や詩をそらんじ音楽をかなでて貴族を楽しませる女性がいました。夜の楽しみも提供したはずです。現在でも、欧米でその種のバーに行くとプロの女性が仕事を待っています。


しかし現代日本の特徴は、先進国の中では突出した男性社会で、男尊女卑が未だに残っているところです。欧米人から見ると、ほんとうに顕著だそうです。日本の男尊女卑は江戸時代まで続いた武士社会の影響だと思います。侍や商人が社会を仕切り、女子供は男に守ってもらうしかありませんでした。これは大なり小なりどの国も同じではあります。


その後明治時代になって渡米した有名な政治家が(名前は失念)、アメリカ女性の教育レベルの高さ、男と同等になって議論できる風土に心底驚き、日本もこうなるべきだと発言しています。女性の地位の向上は、日本の大きな目標の一つでした。


時代は飛んで令和のこんにち、女性の地位はどうなっているでしょうか。かなり発展したのは確かです。男と同じ、大学教育も受けられるし、仕事も表面的には同等で、一生結婚せずとも自分で生活していけます。「キャリアウーマン」が死語になるほど、社会の第一線で活躍している女性が無数にいます。女性が子供を育てながら仕事できるシステムも、意外にもアメリカより整っていると言われます。


女性の地位は向上したはずなのに、なぜ旧態依然とした今回のような事件が起きるのかというと、「女子アナ」という欧米にはない、見た目重視の半芸能人がテレビ局の看板・置物・飾りになるということだと思います。

本来テレビ局は事実を伝えるメディアの役目もあるはずですが、綺麗な置物が芸能人を接待するという、時代錯誤の芸者文化が未だに生きているのが不思議です。


さらにいえば、「見た目」で人を判断する日本独特の文化があります。可愛くて綺麗であれば、それだけで女性の価値があるとされます。ゆえに、女性自身が外見に異常にこだわりやすいこと、マスゴミやCMに乗せられて「小顔」だの「若見せ」だの「美白」だの踊らされ、外見イコール女性の価値だと思わされていること。


まず日本の女性が認識するべきことは、自分の価値は外見とは関係がなく、価値は中身や精神、知性を磨くことによって生まれる、ことだと思います。人生の目的は、外見や物質などの表面的な価値観に踊らされることではありません。


回りの女性の友人から聞くことがありますが、「日本の男は男というだけで偉いと思っている」。これは中年以上の日本男性に顕著です。若い人にはあまり見られません。


先進国にあり得ない時代遅れの男尊女卑を変えるには、まず女性自身が変わることです。今までマスゴミやsocial engineeringで振り回されてきたことを悟り、ほんとうの自分は置物でもなく付属物・従属物でもない、自立した、誰も侵すことのできない1つの立派な存在であると確信してほしいのです。

そして男性や組織に媚びて生きる必要はありません。


本当に世の中を変えるのは女性しかいない、と当方は日ごろから思っています。







 
 

最新記事

すべて表示

お知らせ

3月16日アップのインフルエンザ・ワクチンの記事 目瞪口呆(もくとうこうふ)=口ポカン。インフルエンザ・ワクチンにこんなものが?! は、画像が何枚かアップできなくなっています。何回もトライしてダメでした。 これは検閲だと思います。よっぽど知られたくないのでしょうか。...

Comentarios


購読登録フォーム

送信ありがとうございました

  • Facebook
  • Twitter
  • LinkedIn

©2021 by Mai's Homepage。Wix.com で作成されました。

bottom of page