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ShortNews:今日はトランプ関税発表の日、「解放の日」らしいが諸国にとっては・・・(2025年4月2日公開)

  • chibamai
  • 4月2日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月5日



今日、米時間の4月2日にトランプが日本を含めた15か国への関税率を発表します。今まで米国にとって不公平な税率だったため、それを是正する「Liberation Day (解放の日)」だそうですが、他国にとってはビクビクものです。


1月に、トランプの政策は「アメリカン・システム」と呼ばれるワシントン大統領方式であることをアップしました。


1790年から1830年代まで続いたAmerican systemは建国の父、アレクサンダー・ハミルトンが提唱、ジョージ・ワシントン大統領が実施した。

具体的な政策として

  • 関税を高くして国内製造業を支援

  • 公共事業を増やして生産性を高める

  • 陸軍と海軍を強化し、防衛力を高める

  • 中央銀行に限定的権限を与え、商業界にカネの流動性を提供する(この時に最初の米中央銀行が設立するもその後消滅)


関税を高くすれば、外国は輸出コストが高くなるため米国内に製造拠点を移転します。これを「オンショアリング」(onshoring)と呼ぶそうです。


長年ウォール街で有名ファンドマネージャーだった、ルイ・ナヴェリエのニューズレターから、関税の「ファクトとフィクション」(事実と間違い)を書き出します。


  1. ファクト:今回の関税は、各国と同じ土俵に立つためのもの。


今回対象の15か国の中でも、中国、メキシコ、ベトナムについては関税率が際立って不公平だった。


  1. フィクション:関税はインフレを起こす

関税が高くなると輸出が止まり、製品が国内に滞留する。実際に中国は物価が下がっている。米国への輸入品も、関税発効を前にダンピングが始まっており、デフレ要因となっている。


  1. ファクト:トランプ関税はオンショアリングを促進する

自動車関税率は25%と決定している。ドイツの車メーカーは電気自動車の売れ行きが良くないため、普通自動車をコスト安で生産できる米国に移す可能性がある。(ベンツがMade in USAに? ?)

ーーー

主な内容は以上です。


日本車はどうなるのでしょうか。

そういえば、ソフトバンク孫氏がトランプ就任早々に渡米、15兆円の対米投資を発表しました。


それで日本への関税を御破算にしてよ、というのは無理でしょうか(笑)


 
 
 

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