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保守派の正義派弁護士、木原くにや氏によるWEBセミナーです。氏が主宰する草の根政党「祖国再生同盟」の根幹となる主張を2回に渡って説明しています。
現憲法は占領下という異常な事態のもとに天皇陛下が同意せざるを得ないものでした。明治時代に制定された帝国憲法は、異常な状況下での憲法は無効である、ということを示唆しています。さらに、現憲法はアメリカとの実質的講和条約であるため、いつでも破棄できえるものという考え方です。
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故石原慎太郎氏、中川昭一氏は、木原弁護士の先輩でもある南出喜久治弁護士(真正護憲論提唱者)の導きのもとに、現憲法は破棄すべきであるという考えに至った↓
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2012年に石原氏はワシントンで、東京都が尖閣諸島を購入する発表をした際、憲法破棄について言及している↓
石原氏は首班内閣を作って憲法の正当性を国民に問おうとしていた。この講演で、日本が抱える根本的矛盾を正すには、憲法が問題であると石原氏は言った。日本は米国に従属している、と。紆余曲折の後、石原氏は政界引退した。
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中川昭一氏も真正護憲論支持者だった。「憲法破棄を基軸に日本再生」↓(自殺とされるが、暗殺説もある)米国債売却を試みたりしたが、それがアメリカを刺激したか。
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憲法の説明をするとき、学者はこう言う。憲法は国家が国民の権利を侵害しないために、国家権力を縛るためにある。国民を守るためにある、と説明する。↓しかしこれは「国民主権」の考え方と混同している。
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国民主権とは↓ 英国の哲学者ジョン・ロックや仏のジャン・ジャック・ルソーによると、民衆には天から与えられた権利があり、それを守るために国家が存在する、とする。国家が義務を怠れば革命を起こせばいいというのが国民主権の基本的考え方。だがこれは誤りである。
民主主義をお題目に、国民主権を理由に何でも起こすことができるという、共産主義的発想。
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憲法はどうあるべきか?↓500年続く老舗和菓子店を例にとると、店はのれんを守り、昔のレシピを忠実に守る。家訓が500年も伝わり、創業の精神を大事にする。
皇室はもっと歴史が長いが、伝統を守るという意味では似ている。
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憲法は國體(こくたい、国の姿)を反映したものであるべき。↓國體を球だとすると、その影が明治時代に成立した帝国憲法。伊藤博文や井上毅が10年以上研究して帝国憲法を打ち立てた。しかし天皇でさえも主権はなく、好き放題にすることはできなかった。実は、帝国憲法は書かれたものだけではない。皇室祭祀などは文章化されていない。
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立憲主義とは↓ 日本の國體を守ることができる憲法は、現憲法でなくて帝国憲法である。その下に現憲法となる講和条約が存在する。
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國體を守るための憲法であれば、公用語を英語にしたり、相続制度を廃止(家=イエ制度の破壊)したりLGBTQの婚姻(子供が生まれない)を認めるのは可能だろうか?可能ではなく、違憲である。
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現憲法は改正の限界を超えているため、破棄するべきと木原弁護士は考える↓
以下の詳細は次回にお話しする。
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以上。