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皆払いたくない税金。税金はなぜ払うのか?その根源の思想に、キリスト教があった―歴史家による説明。(2026年10月7日公開)

chibamai
11 分前
読了時間: 4分

古今東西、人間は年貢や税の取り立てに苦しんできました。

今日紹介する説は、以前から当方も知っていましたが、


ローマ帝国時代に国家宗教となったキリスト教が、税の概念を確立させた。その根源は「原罪 original sin =アダムとエヴァが、神の命令に背いて禁断の実を食べた」というキリスト教の根本思想に基づいている。原罪という罪を負った人類は、罰として税金というシステムを課されることになった。(キリストは人類の罪を補うために十字架につけられたが、それ以外にも罰があった)


というものです。

説明してくれるのは現在70代のジョセフ・ファレル博士 Dr. Joseph Farrell で、当方も自己出版本やブログで何回も取り上げた、多分野の学問に精通した超優秀な歴史家です。The Giza Community | Home of Dr. Joseph P. Farrell

ピラミッドは兵器であるなどという説は今では珍しくありませんが、ファレル博士はかなり前から主張しています。その他斬新な歴史解釈の本を沢山出しており、当方も何冊か読みました。


博士は聖アウグスティヌス(キリスト教父の一人)の思想に、税金の根本原因があると


まず、聖アウグスティヌス(Saint Augustine of Hippo) は、4世紀から5世紀にかけて活動したキリスト教神学者で、西方キリスト教に最も大きな影響を与えた人物の一人です。

  • 生年:354年

  • 没年:430年

  • 出身:北アフリカ(現在のアルジェリア)

  • 肩書き:ヒッポ司教


ちなみにファレル博士はこの「教父学 Patristics」で、オックスフォード大で博士号を得ています。


動画のGemini要約です。


ファレル博士によると、聖アウグスティヌスの神学は西洋の思考様式を根底から変質させ、それが現代社会の諸問題の源流になりました。主なポイントは以下の通りです。

  1. 「原罪」と道徳的負債: 西洋ではアウグスティヌスの影響により、アダムとエバの堕落(原罪)を「道徳的な罪」と捉えます。その結果、人類の救済とは「神に対して負った無限の借金を返済する」という法的な、あるいは会計学的(税金)な問題として理解されるようになりました。

  2. 二元論的思考: アウグスティヌスの三位一体論は、新プラトン主義的な単純化の影響を受けています。「区別=反対(対立)」と捉える傾向があり、その論理が西洋のあらゆる分野に浸透しました。善と悪、自由意志と予定説といった、互いに排他的な対立軸(二元論)で物事を考える癖がここから生まれています。(千葉注:西洋人は白か黒かで考える人が多い)

  3. 社会システムへの影響: この二元論的な思考構造は、現代の米国における「三権分立(行政・立法・司法の対立構造)」や、社会的な対立を煽るパラダイムにも直接的な繋がりがあると博士は指摘しています。


ジョセフ・P・ファレル博士によれば、西洋キリスト教(アウグスティヌス派)と東方正教会(ロシア正教、ギリシャ正教)における「原罪」の捉え方には根本的な違いがあります。


西洋の概念:道徳的負債

西洋ではアウグスティヌスの影響により、アダムとエバの堕落を「道徳的罪」とみなしています。その結果、人類の救済とは「 finite(有限)な人間が、無限の神に対して負った巨大な借金を返済する」という、法学的かつ会計学的な問題として理解されるようになります。(税金は原罪を返済するため)


東方正教会の概念:死の継承

対照的に、東方正教会の伝統では「罪の性質」ではなく「死」を重視します。

  • 死という現実: 堕落によって人間が継承したのは罪悪感そのものではなく、死という腐敗・滅びの運命です。

  • 救済=神化(Deification): 救済とは道徳的な負債の返済ではなく、死にゆく人間が復活と神との交わりを通じて「不滅の神の属性(知恵、聖性、永遠性など)」を吸収し、神に近づく過程(神化)であると捉えられます。

博士によると、西洋は「十字架(キリストは原罪を返済するために十字架につけられたという思想)」を重視し、東方は「復活祭(死に対する勝利)」を信仰の中心に置いています。

ーーー


ちなみに、ファレル博士は西洋キリスト教が嫌で、東方正教 Orthodox Christianity の信者だそうです。


ところで聖書そのものの信頼性を疑う人も沢山います。これまたおなじみ故ジョーダン・マックスウェル Jordan Maxwellは、ローマ帝国時代の有力政治家が聖書を改ざんしたと言っています。「ピソ説」として、コーパイも知ってました。


"Piso theory"(ピソ説) と呼ばれるもので、ローマの元老院議員だった Gaius Calpurnius Piso がキリスト教文書の作成に関わったという主張です。


人類は罪深いため罰せられなくてはいけない・・・いかにも、ローマ帝国からDNA的に存在する世界の支配勢力や、DSが利用しそうな発想です。

マスゴミや学校教育によって我々に刷り込まれるそういう発想に、騙されないようにしたいと思います。


 
 
 

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