ロイターの記事ではありますが、先を見越した指摘をしているので紹介します。
現在、12の国が債務履行(デフォルト)の危機に直面しているとされています。借金が返せなくて破たん寸前という状態です。
為替や債券の金融市場から分析すると、既にレバノン、スリランカ、ロシア、スリナメ、ザンビアが債務不履行状態になっている。ベラルーシもデフォルトが近い
アルゼンチンは1500億ドルの債務不履行でリスクトップ、続いてエクアドルとエジプトがそれぞれ400億ドル、450億ドルで続いている。
分析するアナリストによれば、金融市場が落ち着けば、国債発行の利率が抑えられるためデフォルトを回避することは可能。
以下の国がデフォルトに直面しているーアルゼンチン、ウクライナ、チュニジア、ガーナ、エジプト、ケニア、エチオピア、エルサルバドール、パキスタン、ベラルーシ、エクアドル、ナイジェリア
デフォルトリスクの原因については記事は言及していませんが、ロシアやウクライナ、ベラルーシは戦費が大きいでしょうし、その他の国もコロナ禍でのロックダウンや経済停滞が大きいと思われます。
国がデフォルトになりますと、市民生活も大混乱、食べていくのも大変となります。
そしてどうなるかというと、他の国に新天地を求めたり、生死をかけて移民する人達が激増すると予想できます。
既にアメリカやヨーロッパでは、中東やアフリカからの移民が津波のように押し寄せ、それぞれの国の自治体でも移民の住む場所など、対応に苦慮している報道があります。
しかしこれら移民問題はグローバリストが煽っているものです。彼らは世界の国々を究極的に消滅させ、国連が地球政府として統治することを目標にしています。移民が各国に大流入すれば、その国のアイデンティティもやがて変貌し、ついでに国の財政が圧迫されます。
それも狙いなのです。
2011年アラブの春によって引き起こされた大難民問題は、CIAや米国務省が画策実行したものです。
グローバリストは故意にそれぞれの国の経済やインフラを破壊し、国をグローバリストのIMFや世界銀行の言う通りにさせます。その現場作業を担った人が書いた、有名な本がこれです↓
この本はずっと前にオーディオブックで聞きました。要は意図的に外国の経済システムを混乱させる仕事をしてきたパーキンス氏が、反省と共にその詳細を吐露したものです。
当方は細かいところは覚えていないので、いつかYoutubeのインタビューを紹介したいと思います。
日本のバブル崩壊も、金融マフィアとつるんだアメリカのヘッジファンドが犯人だと、当方は思っています。
ブレア元首相ーBRICSによって世界は二極化していく
悪名高きグローバリスト・ブレア元首相ですが、欧米の世界支配に対して中国がこれからも力を強めていくため、欧米はそれに備えなければいけないと言っています。しかし中国に敵対するのは逆効果としています。
BRICSは既に、アルゼンチンの加盟が見込まれており、中国はサウジアラビアも招待しています。ロシアはイランから大量のドローン兵器を買い付けて、関係を強めている最中です。
ところが独立系メディアによると、このBRICS構想は金融マフィアのゴールドマン・サックスの関係者が1970年代から提唱していたものらしいです。つまり世界は自然に二極化しようとしているのでなく、計算づくでそうなろうとしているというわけです。
日本は従来通り、欧米組の路線で進むのでしょうか。
もし中国に侵攻・占領されたら、強制的にBRICSに加盟させられるのでしょうか。
ウクライナを操っているのは米ネオコンだけではない、共産主義者が多い。
日本の国際政治学者という人の記事を読みました。ウクライナを操っているのはアメリカであることを認めていますが、裏にいるのはネオコンであるとしています。実際記事中にネオコンという言葉が何回も出てきており、よっぽどネオコンのせいにしたいのだな、という印象を与えます。
ネオコンはもちろん、Neoconservative, 新保守主義(右寄り)という意味ですから、大部分は米共和党に属します。一部ネオコンはナチスとつながっている事実もあります。例えばブッシュJr.大統領の祖父は戦時中、ナチスの経済支援をしていました。
2001年の911を演出したのはネオコンであるのは確定です。
そして確かに、ウクライナの旧ナチス勢力をバックアップしてきたのはネオコンです。
しかし、1970年代に結成されたネオコン勢力よりもっと古いのが共産主義勢力です。
グローバリストにはナチス系と共産主義系がいますが、後者は圧倒的に歴史が古く、米民主党ともつながります。
アメリカで現在最も良く知られている共産主義者の代表は、オバマやヒラリー・クリントンで、ウクライナ・ロシア戦争を焚きつけたのはこの人達と言われています。
そして共産主義者として忘れてならないのが、元有名ヘッジファンドの運営者、ジョージ・ソロスです↓
アメリカで暴動を起こすANTIFAやBlackLivesMatterというデモ組織に、資金を出しているのはジョージ・ソロスです。社会を攪乱して国を崩壊に導くというやり方は、フランス革命で暗躍したイルミナティの思想を引き継いでいます。
日本にも特に戦後、中韓だけでなくアメリカから共産主義的思想が流入し(それ以前から共産思想はありましたが)、その流れが教育界やマスゴミ、政治にも広まり、日の丸軽視や自虐史観が発生したのです。
戦前の日本では知識階級は殆ど保守派でしたが、戦後のいわゆるインテリが圧倒的に左巻きとなったのは、アメリカの影響が大だったといえます。
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