当方は毎週、神戸産直クラブとオルタ―食品から無農薬/無添加食品を配達してもらっています。いつもパンフレットに食や健康に関する資料が挟まれていますが、先週の情報をお届けします。雑誌「NIPPON」2021年1月号から転載、東京大学大学院教授・鈴木宣弘氏のインタビューです。
危険な農薬と食品が流れ込む日本
日本では農薬の残留基準や安全基準が緩和されてきており、害が大変懸念される。
2017年には危険な除草剤・グリホサートの残留基準を緩和、トウモロコシはそれまでの5倍、小麦は6倍、ライ麦は150倍に基準を緩めた。欧米では規制強化なのに日本は逆行している。
2019年には食品に遺伝子組み換え(GM)でないという表示義務を廃止。ゲノム編集食品の表示義務を見送り、届け出制にした。しかし海外ではゲノム編集食品はGMと同じ扱いにしている
日本は欧米市場から締芽出された危険な農薬や食品を受け入れる、ゴミ捨て場になっている。世界的に規制が強まれば強まるほど日本では緩和されるのは、それが理由。
2011年のテレビ朝日系番組では、米国務省の次官補が「日本人は一人当たり、世界で最も多くの遺伝子組み換えを消費している」と発言。
モンサントは2018年にドイツ・バイエル製薬に買収されたが、「モンサントの食品で病気になり、バイエルの薬で治療するという新しいビジネスモデル」と揶揄された。
アメリカから、基準を超えた農作物やGM食品を日本に輸入し消費するようになっている。
農林水産省は企業と癒着している。
「新自由主義」の名のもとで、政府が企業利益を優先し最大化する政策が行われている。これは林業、水産業、畜産業でも同じ。
これに対して農水省、林野庁、水産庁の心ある官僚が批判をすると、左遷される。
消費者は上のような情報を知るべきだ。その上で生産者と、食と地域を守るためのネットワークを広げるのが大切である。しかし今の日本では、生産者や消費者が分断され、それぞれが対立関係に置かれることが多い。(注:分断統治は支配勢力の定石)
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以上です。
このように、政府が企業と癒着し結果的に企業が政府を支配するようになると、これはナチズム=ファシズムと同じ形になります。(共産主義はあくまで政府が企業を押さえつけ、儲けにあやかります)
コロナ禍でも明らかになりましたが、日本の厚労省は製薬マフィアに支配されています。同様に農水省は食品メーカーマフィアに命令されているのに違いありません。他の省庁でも同じでしょう。役所はそれら勢力の言いなりになっているのではないでしょうか。
政府全てが信用できない時代となりました。
エリザベス女王夫妻や皇太后が長生きしたのはホメオパシ―のおかげ
ホメオパシーという、西洋版漢方の治療法があります。日本でも国際公認のホメオパシー協会があります。
ホメオというのはギリシャ語で「同じ」パシ―は「病気」という意味です。化学薬品を使わず、ある症状があれば、それと同じ症状を起こす生薬を投与してその症状自体を追い出します。同症療法と呼ばれます。
ですから多くの場合免疫システムを抑制してしまう病院医療とは、全く別のものになります。
病院医療は逆症療法・アロパシー(Allopathy) と呼ばれます。アロはギリシャ語で「他の」「別の」という意味です。症状を押さえ込むやりかたですから副作用も多いのです。
↑この記事からまとめます。
エリザベス女王は96歳まで長生きしたが、その母であるエリザベス皇太后は101歳まで生きた。この二人はホメオパシーの提唱者でもあった。
英国のアデレード王妃(1792-1849)は、ある時不治の病と診断されたがホメオパシーで完治し、これ以降英王室にホメオの熱心な信奉者が生まれた。
ビクトリア女王(1837-1901)もホメオ医師によって治療を受けた。
メアリー王妃( (1865-1953)はヨーロッパ大陸からイギリスに、ホメオ病院を設立して広める運動をした。
ジョージ5世国王 (1865-1936) は海外訪問をするため船に乗る必要があったが、そのたびにひどい船酔いに悩んだ。これを治療したのがホメオで、以下のような仕組みだ。船酔いにはめまいと吐き気がつきものだが、タバコの一種を治療として吸うと、もともとめまいと吐き気が起こる。これによって同症治療で、船酔いが治った。(注:船酔いを防ぐには酒に酔うこと、というのは日本でもある)
代替わりしたジョージ6世国王 (1895-1952、エリザベス女王の父)自身は実際ホメオ治療においては玄人はだしだった。そして妻のエリザベス皇太后は常にホメオの生薬を持ち歩いた。
エリザベス女王は祖父が設立させた王立ホメオパシー病院(Royal London Homeopathic Hospital)の熱心なパトロンだった。そして専属のホメオドクターがいた。
フランスの王室もホメオのファンだった。ナポレオン3世とその妻、ロシア皇帝、その他欧州の王室メンバーもそうだった。
欧州の歴代の国王は、どの治療法で病気を治すかという選択肢になると、かならずホメオを選んだくらいだった。
しかし現代でも、一般市民は全くホメオを理解していないばかりか、誤解も多くある。
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ホメオパシ―がこれほど王室に愛用されたのは、多くのイギリス人も知らない事実でしょう。
1900年代初めに、アメリカでアロパシーの病院医療を設立したのはロックフェラー1世ですが、自身はホメオを使っていたそうです。しかし国民やシモジモには、自分の石油ビジネスに有利な、石油を使う化学薬品を使う病院医療を広め、ホメオを教える大学や医院を駆逐し迫害しました。
エリート支配勢力には長生きの人が多いのは事実です。デビッド・ロックフェラーも5年前に102歳で亡くなりましたし、キッシンジャーは99歳で元気です。
こういう人達はおそらく、病院医療を部分的にしか使わず、通常はホメオなど他の健康維持で長生きするのだと思います。
しかし我々シモジモにはそのような大切な情報が届かず、教育やマスゴミのせいで「病院しか頼りにできない」状態に置かれてきたわけです。
そろそろそのことに気づいていく必要があります。
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