以前、世界経済フォーラムでの発言をご紹介しました。
リャオ氏(科学者)は地球資源の消費を抑える為(食物消費を減らす為)に優生学やホルモン注射で人間を小さくしたい と言っている。 Liao also wants to shrink humans through eugenics or hormone injections so they consume less resources.
人類への介入はどんどん困った方向に進化しています。
最近独立系メディアで、報道されていることがあります。世界経済フォーラム関係のダヴォス・グループが、食物にナノテクノロジーを取り入れたワクチンを入れる云々と言っているのです。
そしてスマート・ダートやスマート・ダスト=smart dirt、smart dust(薬品やワクチン、監視機器をナノテクノロジーでほこりのサイズにして噴霧したり、食品に入れる)技術も既に開発済みだということです。
そこで2006年のScientific Americanという科学誌に書かれた「Edible Vaccines=食用ワクチン」という記事を紹介します。
2006年でこれだけ技術が発達しているということは、現在はその100年先のことが行われているのだと思います。
体制側の記事、つっこみどころ満載です…一部要約します。
ワクチンのおかげで感染病の種類が驚異的に減少した。天然痘は歴史の一部となり、小児麻痺もそのうちにそうなるだろう。1990年代後半までには国際的キャンペーンで世界の子供達の8割にワクチンを打つことができ、年間300万人の死亡を防ぐことができた。
しかし残り2割の、地球の僻地・貧困地に住む子供達にはジフテリア・百日咳・小児麻痺・はしか・破傷風・結核のワクチンが届いておらず、年間200万人の死亡者を生んでいる。
しかし僻地だけの問題ではない。昔感染症が流行し、その後環境問題や社会問題により衛生状態が悪化した地域は、以前の感染が再発する恐れがある。そして海外旅行や国際物流のせいで、病気が地球の裏側に伝染することもある。全ての人にワクチンが行き渡るまでは、誰も安全ではない。⇒はいはいはい。
1990年代前半、テキサスA&M大学のアルンツェンとラム両氏は、発展途上国の子供達にワクチンがいきわたらない問題に取り組んだ。WHOが安価な経口ワクチンを推進しているのを知り、アルンツェンはタイ・バンコックを訪れ、母親が子供にバナナを与えて泣き止ませようとするのを見た。植物生物学では既に、植物に特定遺伝子を入れ、エンコード・プロテインを作る遺伝子改変の方法が開発されていた。
アルンツェンは、遺伝子工学で食べ物にワクチンが生まれるようにできないか、と考えた。可能になれば利点は大きい。植物は地元で安価に栽培することができる。食用植物の多くは、再生するため農家が種や株を買う必要がない。地元でワクチンが生産できれば、物流のコストや手間も省ける。そして食用すれば、注射針による感染も防ぐことができる。
アルンツェンのビジョンはまだ現実化されていない。しかし動物実験と少数の人体実験によって可能性があることが分かった。研究の結果、植物ベースのワクチンには免疫システムが自己の細胞を間違って攻撃してしまう、自己免疫症を抑制する可能性があることが話題となった。抑える可能性の病気はI型糖尿病、多発性硬化症、関節リウマチである。
論文の最後に結論らしきものがあります。
食用ワクチンは実現可能であるという研究結果が出ている。しかし問題はいくつかある。まず植物が作るワクチンは少量であること。しかし遺伝子工学でそれは解決可能である。そして十分に抗体を生み出すだけのワクチン量であることを、証明していく必要がある。
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そしてバナナだけでなく、トマトやポテトも遺伝子工学でワクチン生産可能だそうです。しかし加熱調理したら効果が半減する課題があるということですが、これは2006年の論文ですから、既に食用ワクチンを実現できる状態になっているようです。ダヴォスグループが騒いでいるのは、そういうことだと思います。
しかし疑問は食用ワクチンが本当に安全なのか、という現在我々が直面するワクチンの本質的問題に戻ってきます。
食料を介して人類をどうにかしようとする企みは、とっくの昔に始まっています。
我々にできることは、安全な食品を生産者・販売者に求め、多少高くても安心できる食べ物を購入する、ことではないでしょうか。
コンビニの批判をするつもりはありませんが、コンビニ弁当の工場でバイトしていた人から聞いたのは、大量の添加物を入れるのだそうで、それを見てからはコンビニの食品を買わないのだそうです。
現代人は病気が多くなっているのは、食べ物も大きな原因であるはずです。病気になる前に予防はできるはずです。
添加物にくれぐれもご注意を!!!
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