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世界の麻薬取引トップは意外な人達だった!キッシンジャーが頭を抱えた暴露本

更新日:2022年6月3日


ドープ・インク=麻薬株式会社

この本は1978年にアメリカで書かれ、世界の麻薬取引の指揮系統を入念に調査したものです。膨大な金額が動くドラッグや麻薬の取引に、誰が関わり、誰が命令を下すのか、克明に

証拠に基づいて説明してあります。

表紙を見ると、王冠があります。そう、世界の麻薬取引の頂点に立つのは、


イギリス王室とその取り巻きエリート達


だったのです。


折しも昨日からエリザベス女王の在位祝賀記念典が行われております。水を差すような記事ですみません(笑)


本の内容をまとめます。重要な個所はページ番号を添付します。


  • 19世紀、中国にアヘンが広まったアヘン戦争(1840-1842)前から、イギリス(東インド会社を通じて)はインドで栽培したアヘンを中国に輸出して大儲けしていた。当時のコンテナ30000個のアヘンが毎日中国に上陸した。イギリスは中国にアヘン中毒を広め、国の弱体化を狙っていた。1842年、香港がイギリスに割譲されたが、目的は香港をアヘン取引の中心地にすることだった。

  • 中国はやがてアヘン取引で自ら稼ぐようになる。毛沢東も蒋介石も、アヘンで稼いでいた。当時の共産党と国民党の戦いも、アヘン利益の奪い合いでもあった。1927年の上海クーデターもそれが一因だった。

  • イギリスと中国は、第2次大戦後の1949年に秘密に条約を取り交わし、共同で麻薬取引で儲けるようになった。取引に参加するのは、ジャーディン・マセソン商会(1800年代から取引を仕切っていた)、香港上海銀行(以下ホンシャン)、イギリスのユダヤ系金融機関(ロスチャイルド、ウォーバーグ、オッペンハイマー、シュローダー)、海外に居住する中華華僑、などである。

  • ホンシャンや関連する金融機関は、麻薬取引の融資を行う(注・マネーロンダリングも?)。これら銀行は、RIIAを通じて英国王室の代表として活動する。(P.61)

RIIA=王立国際問題研究所


  • RIIAが英国王室の代わりに全てのダーティービジネスを仕切っている。ある種の秘密結社だ。大英帝国をもう一回再来させようとしている。ホンシャンのドラッグマネーをコントロールしているのはRIIA。p.117

  • 東南アジアのゴールデン・トライアングルで栽培された大麻やケシは中国でヘロインなどに精製され、香港やマカオから出荷する。(現在は中南米が栽培の中心?)その貨物船は、当局の検査を受けることはない。

  • ベトナム戦争はトライアングルの大麻栽培を守るために行われた。現在でも、タイ政府などは麻薬取引で利益を得ている。

  • 香港警察には、麻薬取引を見逃させるための賄賂が毎年10億ドル(1978年時点)払われる(!)

  • 香港の経済はドラッグで成り立っている。香港市民の10~25%は中毒患者とされている。現在も香港は中国共産党のドラッグ・アウトレットだ。

  • 麻薬はまずカナダのバンクーバーに入り、鉄道を使ってアメリカに運ばれる。(1978年時点の麻薬はカナダ経由がほとんど、現在は中南米から。)カナダで麻薬取引を仕切るのはキリン・シーグラムのシーグラム創始者、ブロフマン家だ。その功績をたたえ、英王室から勲章を受けたくらいだ。

  • カナダで麻薬取引の融資をするのは、ノバスコシア銀行、モントリオール銀行、トロントドミニオン銀行その他。これらは英国王室の直轄にある。

  • このような麻薬取引が明るみに出ないのは、英国王室やオランダ王室関係機関が全てを管理してきたから1978年時点で年間2000億ドルのドラッグマネーが、金融機関を経由している。

  • 麻薬取引のマネーロンダリングにはホテルやレストラン、ショップなどの現金商売が利用される。有名な高級ホテルも、マネロンに使われている。

  • また、ドラッグの支払いには足のつかないゴールドやダイモンドが使われることもある。ドラッグ・金・ダイヤを含めると、総取引額は原油のそれを超える。

  • 中国と英国はドラッグ利益を4:6で分割している。

  • 1964年時点では、中国産麻薬の三分の一が日本に流入した。既に1950年代初頭、大量の麻薬が日本に入り、4万人の中毒者が出た。p.129

  • 麻薬取引にかかわる海外在住の華僑は、多くが潮州出身。華僑の2/3は北京の共産党に忠誠を誓っており、台湾派の華僑は少ない。

  • 中国とイギリスは、香港を介してドラッグビジネスの一大パートナーとなっている。

  • アメリカのドラッグ問題はイギリスがプッシュしている。1776年までは英植民地だったアメリカの国力を衰退させるため。

――――――


不法であるはずの麻薬取引とその巨大ビジネスが、ここまでイギリスのエスタブリッシュメントや上流階級、一流銀行やエリート連中を巻き込んでいるとは知りませんでした。

日本の都市銀行も取引に一枚かんでいるのか・・・・。


明治維新は日本にもアヘンを広めようとした英仏が起こした可能性が高いのです。


しかし女王を含めた王室の人達はどこまでドラッグ取引に実際に関与しているのでしょうか。RIIAに全て丸投げ、自分たちは綺麗な服を着て国民の為に活動している(フリ?)だけなのでしょうか。そこのところは本には書いてありません。


当方の王室を見る目が変わりました。あの豪華な宮殿の建設費用は麻薬から来ているのでしょうか。



バッキンガム宮殿は・・・麻薬御殿の可能性。

宮殿のイースト・フロント(東館)は19世紀と20世紀に増築されたそうです。


アヘン戦争の収益で増築?


イースト・フロントの真ん中に有名なバルコニーが。


1800年代中国のアヘン窟、中毒患者たち。御殿の対極。

そうは言っても、罪深いかもしれぬ家系に生まれつくこと自体は、どうしようもできないことです。


女王のひ孫、シャーロット王女(現7歳):生まれてきた子に罪はない。


ところで、現在アメリカではバイデン政権によって、ドラッグを広めるためにクラック(ドラッグ)用の無料パイプが配布されているようです。国民を骨抜きにするためです。



日本では一部の人達を除いて、アメリカやアジアのような、ひどいドラッグ禍はありません。これは民度が高いせいなのか、天照大神の庇護のおかげなのか。


特に若い世代に、人を破壊するドラッグが広まらないでほしいと思います。


付記

本の画像を添付します。


取引の流れはまず英国王室から。


RIIAの会長も関わる。

ホンシャンの資金の流れ。

世界中の銀行や企業が取引に関与。

1949年にイギリスと中国が条約、ドラッグ取引で連帯。

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