化学薬品に頼らず健康に!今こそ必要、自然療法の考え方。高血圧、リューマチ、糖尿病の治し方抜粋しました(2025年9月4日公開)
- chibamai
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自然療法を英語で言うと、Naturopathy になります。pathy(病気)をNatural・自然界のもので治す、というまさにそのままです。欧米では非常に根強い考え方です。
この本は薬を使いたくない人のバイブルです。著者の東条百合子さん(1925‐2020)は若いころ当時は不治の病だった結核になりましたが、アルカリ療法を知り、玄米や菜食で完全回復されました。
本には沢山の症状別対処法が載っていますが、今回周りからヒントも頂き、高血圧・リューマチ・糖尿病の治し方をアップします。
高血圧症
海藻類、根菜類、玄米や雑穀中心の食生活をする。
飲み物はビワ茶、すぎな茶、薬草茶=ドクダミ、ゲンノショウコ、エビス草の種子(後述)、イチョウ葉など。よもぎの青汁を毎日盃1~2杯飲む。柿の葉、クローバー、ハコベの青汁も。昆布茶、はと麦茶、山の晩茶、梅肉エキス、エゾウコギエキス、命泉(無臭にんにく)、卵油(卵黄を炒って油を出す)もよい。
避ける物は、肉類、脂っこい魚、白砂糖、砂糖入り加工食品、アルコール類、刺激物、化学酢、食品添加物、間食をやめ、小食。よくかんで。
手当法としては、肝臓と腎臓の場所にこんにゃく湿布または生姜湯の湿布。頭が痛いときはすぎなかビワの葉を生のまま頭に、肝臓腎臓にも当てる。
入浴はシャワーか腰湯がよく、全身はつからない。もし入るならぬるま湯で。手当をしてからの入浴は避ける。
民間療法として、松の実や松葉をよく煮て、引き上げたら煮汁をザルでこしてさらにトロトロになるまで煮詰める。これを耳かき1杯程度一日一回飲む。
高血圧用のツボ↓

エビスグサの種子は別名・決明子(ケツメイシ)とも呼ばれ、便秘に効くそうです。
メルカリでも安く売っています。
リューマチ
食事療法として、玄米や自然食。ひじき、れんこん、ごぼう、高野豆腐の煮しめなど。鯉こく、きんぴらごぼう。とろろ芋、大根おろし、けんちん汁、うの花炒り、たけのこの煮しめ、海藻料理、にじきの油炒め、油揚げとごぼうの昆布巻き、もやし、いんげん、なすのしぎ焼き、青汁、青菜の浸し、豆腐などもよい。黒パンにゴマペースト。ヨモギ葉の天ぷらは特に良い。甘いものを控え、ごま、海藻、根菜。
きゅうりと人参の汁を混ぜて飲むと尿酸の排出によい。黒豆茶、ヨモギ茶、番茶、はと麦茶。他に梅肉エキス、エゾウコギエキス、ヨモギエキス、命泉(無臭にんにく)、梅干しの黒焼き。
避ける物は、肉類、赤身の魚、動物油脂、甘いもの、冷たい飲み物、刺激物、化学酢、食品添加物。
痛い部分に芋パスターを貼る里芋パスターの使い方と効果・自然なお手当法 - マクロビ・自然派商品通ハッピーナチュラル
ドジョウを潰して黒砂糖を練ったものも貼るとよい。
患部を生姜湯で蒸す。そのあとに生姜のしぼり汁とごま油を同量混ぜたものをすりこみマッサージ。くちなしの実の粉(漢方薬局)大匙2杯、小麦粉同量を卵の白身一個分でとき、布に伸ばして貼ってもよい。
リュウーマチや神経痛には砂療法もよい(砂風呂、遠赤外線効果)
ビワ葉温灸(非常に効果あり)、すぎなを当てるのもよい。
慢性リューマチの場合、日光浴をつとめてすること。
糖尿病
沢山の人が自然療法で治っている。
食事法として、玄米を主食にして、大匙1杯のすりごまをかける。あわもよい。副食は小豆・昆布・かぼちゃの炊き合わせがよい。動物性食品は控える。かぼちゃはインシュリンの生成を促すので有効。山芋、しいたけ、海藻、芽キャベツ、ピーマンなどは糖尿病に効果がある。タンパク質を、ごま・豆腐・グルテンミート(アレルギーのない場合)、麩などからとる。ごぼう、人参、れんこん、玉ねぎなどの根菜と、緑黄野菜や海藻を主に食物繊維の多い食事を。
飲み物は番茶やはと麦茶。エビス草の種子を濃く煎じて飲むのも。小豆のゆで汁やすぎな茶もよい。
避けるものは、果物一切、甘いもの、刺激物、白パン、白米。酒類、肉類、脂っこい魚、卵や動物性。
糖尿病にはカルシウムが大切なので、ゴマ、海藻、根菜類が良い。しいたけ、山芋は毒素を流す。はと麦と玄米粉をまぜ、小さい団子にしてみそ汁に入れる。
薬草としては、あまちゃ、かきどおし、しいの木の川、さるとりいばらの根、たらの木、ビワの葉などを乾燥させたものを、別々あるいは一緒にして毎日15グラム煎じて飲む。
食薬として梅肉エキス、エゾウコギエキス、ヨモギエキス、命泉、卵油などがよい。
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いろいろ自分で作るので手間がかかりますが、その分副作用がなく安全です。
この本は情報が盛り沢山です。
ぜひとも一家に一冊、置いてあっても損はありません。
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