米「イスラエル・ロビー」の権力を20年前に政治学者が指摘した本-その通りとなり改めて読まれ直されている。(2026年3月22日公開)
- chibamai
- 5 分前
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昨日は、イランがペルシャ湾で足止めされていた日本の船舶の通過を許した、という良きニュースがありました。
米はホルムズ海峡を制圧するため数千人の海兵隊を派遣しようとしています。しかし数十万人ならまだしも、圧倒的に人数が足りない、とラリー・ジョンソンもスコット・リッターも言っています。ただし、これは目をそらす陽動作戦で、他の計画があるのかもしれないそうです。
さて、トランプは完全にイスラエルやシオニストの言いなりになっています。元はと言えば、2024年に大統領当選できたのも、彼らのおかげだからです。
イスラエル・ロビーは非常に強大な力を有し、筆頭はAIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)です。イスラエル大統領を囲むAIPACメンバー↓

20年前に、イスラエルロビーの影響力と危険性について書かれた有名な本があります。
500ページもあるのでコーパイに要約させます。
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1. アメリカの対イスラエル支援は極端に大きい
軍事・経済援助の規模は他国と比較して突出
国連など国際機関での外交的庇護も一貫して強力
これらは「通常の同盟関係」を超えていると指摘
2. イスラエルに戦略的価値がそんなにあるのか
著者は、イスラエルがアメリカにとって「戦略的資産」という主張を検証し、 冷戦後はむしろのマイナスの側面が強いと論じます。
理由として:
アラブ諸国との関係悪化
テロの標的化
中東での米軍展開コスト増大
などを挙げています。
3. 「イスラエル・ロビー」の構造
ロビーは単一組織ではなく、以下のような「ゆるやかな連合体」:
AIPAC(アメリカ・イスラエル公共問題委員会)
シンクタンク(WINEPなど)
メディア人
キリスト教福音派(シオニズム)
政治献金ネットワーク
著者は「ユダヤ人ロビー」ではなく、ユダヤ系・非ユダヤ系を含む政治的連合体であると強調。
4. ロビーが政策に与える影響
本書が最も批判を受けた部分。
著者は、ロビーが以下の政策につながったと主張:
2003年のイラク戦争支持
イランへの強硬姿勢
シリアとの外交拒否
パレスチナ和平プロセスでのアメリカの偏り
国連でのイスラエル擁護票
特にイラク戦争については、 「ロビーが主要な推進要因の一つだった」と述べ、激しい議論を呼びました。
5. アメリカにとってのコスト
著者が挙げる米のイスラエル支援「負の影響」
中東での反米感情の増幅
テロリスクの増大
国際的信用の低下
外交的柔軟性の喪失
6. イスラエル自身にとっても不利益
米による無条件のイスラエル支援は:
イスラエル内強硬派を助長
和平交渉を停滞
長期的な安全保障を損なう と著者は警告します。
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著者のジョン・ミアシャイマー教授(自身もユダヤ系)のインタビューを聴きました。

ちょうど20年前にこの本を出版以来、教授と共著者はあちこちで冷や飯を食わされた。学会の集まりに呼ばれない。執筆依頼のキャンセル。大学への寄付がストップ。
イスラエルロビーにはユダヤ系の著名人が沢山いるが、それだけでなくキリスト教福音派教会(シオニスト)の力も非常に大きい。
トランプ政権にはユダヤ系が何人もいる。娘婿のジャレッド・クシュナーは子供の時からネタニヤフと家族付き合いがある。同じくユダヤ系のウィットコフと一緒に、戦争前のイランと交渉してきた。(注・イランをだました?)
ロビーは年月とともに悪意が強くなった(became more mean)。(注:チャーリー・カークなど、反イスラエル派の暗殺を指令?)
イスラエルに逆らうと政府や官庁で出世できない。問題は国防省や軍もイスラエルの言う通りになっていること。民主党など左翼もイスラエルからカネをもらっており、怖くて批判できない。
イラン戦争が計画通りに行かず失敗となれば、イスラエルロビーは責任逃れをするだろう。
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イスラエルと米が始めた戦争のおかげで、世界は大不況と飢餓に直面しつつあります。
ネタニヤフとトランプは元々お互いへの不信感があり、戦況が悪化すれば段々亀裂が生じそうです。
ちなみに、キリスト教福音派がなぜこれだけイスラエルを崇めるのか、それはある特殊な注釈用聖書に洗脳されたからだ、と言われています。スコフィールド・バイブル↓

推測ですが、このバイブルはイスラエル建国したロスチャイルドが書かせたかもしれません。
宗教がいかに洗脳に使われやすいか、良い例と言えます。



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