美術史に燦然と輝くミケランジェロは、実はカトリックが嫌いだったー天井画は嫌味だらけ。事実は小説より奇なり。(2026年2月14日公開)
- chibamai
- 12 時間前
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先日、イタリアの芸術家ミケランジェロの記事を目にしたら思い出しました。とても面白い本を読んだことがあるのです。記事自体はこちら↓ バチカンのシスティーナ礼拝堂の修復前(左)と修復後(右)の解説です。

面白い本とは、ロシア系米国人で元CIAのスチュアート・スワードロー氏の書いた 「True World History」(本当の世界史)です↓

先日、霊力のある子供として秘密結社に入会したケビン・トルドー氏を紹介しましたが、
スチュアートもパラノーマル能力があったため、CIAの機密プロジェクト(Montauk Project)にリクルートされました。
CIAに入ると、それまで学校で勉強したことを覆す、本当の人類の歴史を教えられるのだそうです。この本は人類の起源ーそう、ETが関係ーが説明してあり、欧米や日本関連の話もあります。また別個に披露します。今回は美術の巨匠ミケランジェロ(1475-1564)はカトリック教会やバチカンが大嫌いで、システィーナ礼拝堂の天井画にそれが暗示されている話です。
本はキンドルなのでスキャンしました↓赤線「ミケランジェロはカトリック教会と教皇を嫌っていた」

ミケランジェロもそうですが、レオナルド・ダ・ヴィンチもホモでした。当時、カトリック教会は同性愛を迫害しました。該当者は牢屋に入れられ、最悪の場合は死刑でした。バチカンのシスティーナ礼拝堂の天井に絵を描く大仕事を、ミケランジェロ(隠れホモ)は請け負ったものの、フレスコ画のあちらこちらに反教会のメッセージを忍び込ませました。
「太陽と月と植物の創造」
左は神さまですが、お尻を予言者に見せるという、最大級の侮蔑です↓お尻を見せることをMooningと呼びますが、1500年代のイタリアでも同じだったのでしょう。「月」の代わりです。キリスト教をバカにしています(笑)

「ノアの泥酔」
聖書のノアの洪水で有名な人物ですが、ノアがワインを飲んで酔っ払い、裸で寝ているところを見つけた3人の息子は、裸を見ないようにして毛布をかけた、と聖書にあります。
ところがミケランジェロは裸の老父を虐待しているような絵にしてしまいました↓そもそも男性性器を教会の天井画に描くこと自体、前代未聞でしたし、同性の近親相姦を示唆しているとスチュアートは言います。

「最後の審判」
このフレスコ画の上部の形は、ユダヤ教におけるモーゼの「十戒」を書いた石板をイメージしています。カトリック教会はホモを忌み嫌っただけでなく、ユダヤ人を敵とみなしました。キリストを磔刑にしたのはユダヤ人である、というところから来ています。
教会の敵であるユダヤ教やユダヤ人を、ミケランジェロは何回も引き合いに出したところが、これまた嫌味です。

十戒が刻まれた石板のイメージ↓

下の絵も最後の審判の一場面です。コーパイによると
復活と昇天の場面を描いています。画面中央の人物は、天に引き上げられる魂のひとりで、表情には驚きや畏れ、あるいは救済への希望がにじんでいます。
とありますが、この全裸の男性は同性愛者のため、悪魔に巻き付かれて地獄にひきずり下ろされる最中なのではないでしょうか。

そのほかにも、教会がタブーとしている臓器の絵をわざわざ描いたり、ユダヤのシンボル・ダビデの星のモチーフをあちこちにちりばめました。


問題は、このような教会批判をなぜ教皇(法王)は許したのか、ということです。
当時の法王はミケランジェロの作業があまりにも遅いため日頃から激怒していた、あるとき法王は、足場を上って作業中のミケランジェロを杖で叩いた、そうです。
しかし当方の推測ですが、法王が叩いたのはミケランジェロの嫌味を発見したからではないでしょうか。しかし時はすでに遅し、天井画は完成間近でやり直すには莫大な資金がかかるので、どうしようもありません。法王や取り巻きは、もう見ないふり知らないふりを決め込んだのでしょう。
ところで日本にいながらこの壮大なフレスコ画を実物大で見ることができます。
徳島の大塚国際美術館(陶板画のコレクション世界最大)は、一生に一回は見に行く価値ありです。
飛行機代を払わずバチカンに来ているかのような、圧倒的なスケールです。(回し者にあらず)

しかしあたりまえですが、絵の解説はありきたりなので、ミケランジェロの本当の意図については言及ゼロだと思います(笑)。
時の権力者に芸術的嫌味を食らわしたミケランジェロ、なかなかの漢です。



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