何となくしんどい、寝付けない、やる気が出ない、気持ちが暗いーそういう時は出口王仁三郎の邪気払いをやってみよう。難しいことではない。(2025年11月23日公開)
- chibamai
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当方の尊敬する密教の金剛山赤不動明王院 金剛山赤不動明王院 の住職によりますと、日本版スピリチュアリズムである心霊主義において最も代表的なのは、以前ご紹介した「小櫻姫物語」の浅野和三郎、そして出口王仁三郎です。
コーパイ↓
出口王仁三郎(でぐち おにさぶろう、1871年–1948年)は、日本の新宗教「大本(おおもと)」の中心的指導者であり、「聖師(せいし)」と呼ばれた人物です。京都府亀岡市出身で、本名は上田喜三郎。後に大本の開祖・出口なおの娘婿となり、教団の教義整備と組織拡大に大きく貢献しました。
彼は強烈なカリスマ性と独自の宗教観を持ち、終末論や予言を含む教義を展開。大本を日本有数の宗教団体に成長させましたが、その影響力の大きさから政府と対立し、弾圧を受けて投獄されることもありました。
また、出口王仁三郎は宗教活動だけでなく、陶芸や短歌などの芸術活動にも取り組み、戦後は教団の再建にも尽力しました
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この人は明らかに霊能者でした。
Youtubeで出口の発言集を集めた動画があるのですが、当方の言葉でまとめるより直接引用のほうが説得力があります。文字起こしをして沢山の変換間違いを直しました。
長いですが是非ともご参照ください。
そなたよ、心当たりはないか? 朝起きても体が重い。何をしても物事がうまくいかぬ。人との関係で嫌な思いばかりする。家にいても落ち着かぬ。そなたは思うであろう。運が悪いだけだ。疲れているだけだ。考えすぎだ。じゃが、それは邪の仕業なのじゃ。わしは霊解を巡り万の魂を見てきた。邪気に苦しめられるもの。邪に取り憑かれたもの。邪気に人生を苦わされたもの。
みな最初はそなたと同じであった。まさかと思い偶然じゃと思い込んでおった。
じゃが邪気はそなたが気づかぬうちに静かに静かにそなたの心と体を蝕ばんでいく。
仕事がうまくいかぬ。人間関係が悪化する。病気がちになる。家族に不幸が続く。
これらは偶然ではない。全て邪気の影響なのじゃ。邪気とは何か。それは負の想念が
凝り固まったもの。恨み、そねみ、怒り、憎しみ。これらが霊的な毒となって空間に
漂っておるのじゃ。そして心の弱ったもの、霊的防御の薄いものから侵入してくるの
じゃ。
そなたが最近ついてないと感じるなら、それは邪気がそなたに取り着いた証拠。じゃが恐れることはない。邪気は正しい方法で祓うことができる。わしが今日そなたに伝えるのは古来より伝わる邪気祓いの秘法。この方法を知るものはどんな邪気からも身を守り、清らかな心で人生を歩むことができる。邪気を祓い、幸せに満ちた人生を取り戻すのじゃ。
5つの教えを授けよう。これを実践するものは二度と邪気に苦しめられることはない。心の準備は良いか? 覚悟はできたか? それでは邪気祓いの道を歩み始めるのじゃ。
第一の教え 邪気の正体を知れ
そなたよ。まず知らねばならぬことがある。邪気とは何であるか。世の人々は勘違いしておる。気分が悪いだけ。疲れているだけ。病気のせい。そう思い込んでおる。違う。邪気は確実に存在する霊的な毒としてこの世に漂っておるのじゃ。邪気とは何か?それは負の想念が凝り固まった霊的エネルギーじゃ。人間が発する恨み、そねみ・怒り・憎しみ・絶望・不安・恐れ・悲しみこれらの感情が霊的な世界で実態を持ち、見えざる毒となって空間に漂う。心の垢は霊界に残る。わしが霊界で見た光景を教えよう。暗く重い雲のようなものがあちこちに漂っておった。それが邪気の正体じゃ。この邪気は3つの種類に分かれる。
第一に人霊による邪気。生きている人間が発する強い負の感情から生まれる邪気じゃ。
そなたを恨むもの、そなたをそねむもの、そなたを憎むもの。その者たちの想念が生き霊となってそなたに取り着く。これが最も恐ろしい邪気じゃ。
第二に場所に溜まった邪気。長い間争いや悲しみがあった場所、多くの人が苦しんだ場所。そこには邪気が溜まっておる。病院、墓地、古戦場所、事故現場、廃屋、人が多く集まる場所。そのようなところを通るだけで邪気に触れてしまうのじゃ。
第三に物に宿った邪気。古い品物、前の持ち主の思いが込められたもの、特に苦しみや悲しみと共にあったもの。これらには邪気が染みついておる。中古の品物、古い家具、人形や装身具、知らずに手に取るだけでその邪気が移ってしまう。ではなぜ邪気はそなたに取り着くのか。邪気は生き物のようなものじゃ。常に宿り主を探しておる。そして心の弱ったものを狙う。疲れている時、悩みを抱えている時、病気の時、落ち込んでいる時、そのような時、そなたの霊的防御は弱くなる。すると邪気が隙間から入り込んでくるのじゃ。
邪気に取り憑かれるとどうなるか。まず体に現れる。原因不明の疲労感。頭痛、肩こり、腰痛、食欲不審、不眠。次に心に現れる。
理由もなくイライラする不安や恐れが増す。やる気が出ない。人に会いたくなくなる。そして人生に現れる。仕事がうまくいかない。人間関係が悪化する。事故や怪我が増える。金銭的な問題が起こる。これらは邪気の影響なのじゃ。されど多くの人は気づかぬ。最近調子が悪い。運が悪い。と思うだけじゃが邪気は放っておけばどんどん強くなる。そなたの生気を吸い取りさらに多くの邪気を引き寄せる。
そうして負の連鎖が始まるのじゃ。だからこそ早く気づき早く祓わねばならぬ。邪気は目に見えぬが確実に存在する。そして正しい方法で必ず祓うことができる。
清らかなる心には邪霊近づけず。これが真理じゃ。そなたが清らかな心を保てば、どんな邪気も寄りつくことはできぬ。次に教えるのはそなたがなぜ邪気に狙われる
ようになったのか。その原因を知り根本から断つ方法じゃ。
邪気の正体が分かったか。恐れる必要はない。知識こそがそなたを守る最初の盾なのじゃ。
第2の教え 邪気を呼び寄せる心を改めよ
そなたよ。わしがそなたに問う。邪気に取り憑かれるものとそうでないものがおる。その違いは何であると思うか。そなたは思うであろう。運が悪いから。偶然。違う、邪気に取り憑かれるものには必ず理由がある。その理由とはそなたの心のあり方じゃ。昔わしが綾部にいた頃のことじゃ。ある女が訪ねてきた。先生助けてください。次から次へと不幸が襲いかかります。夫は病気になり、子供は事故に会い、商売もうまくいきません。そう泣きながら訴えたわしはその女を見てすぐに分かった。邪気がべったりと取り着いておったのじゃ。じゃが、なぜその女に邪気が取り付いたのか。わしがその女の話を聞いていると、だんだんわかってきた。あの人が悪いのです。あの家のせいです。世の中が間違っています。
その女は人を恨み、人をそねみ、人を責めることばかりしておった。そして自分の不幸を全て他人のせいにしておった。その時わしはその女に言うた。汝の心こそが邪気を呼んでおる。
女は驚いた。まさかそんなはずは。じゃがわしは続けた。邪気は同じ波長の心に引き寄せられる。恨みは恨みを、そねみはそねみを、怒りは怒りを呼び寄せるのじゃ。そなたが人を恨めば恨みの邪気が寄ってくる。そなたが人をそねめばそねみの邪気が寄ってくる。そなたが怒りに燃えれば怒りの邪気が寄ってくる。これが霊的な法則なのじゃ。類は友を呼ぶ。これは霊的世界でも同じことじゃ。暗い心には暗い霊が、明るい心には明るい霊が集まってくる。
その女は最初そんなことできませんと反発しておった。あの人たちが悪いのになぜ私が変わらねばならないのですか?
じゃがわしは根気よく説いた。恨みを持ち続ければさらなる恨みを招く。そねみを抱き続ければさらなるねたみを受ける。
不平不満を言い続ければさらに不満な出来事が起こる。これが霊の世の起きてじゃ。そしてわしは彼女に具体的に教えた。
朝起きたらまず感謝の言葉を口にすること。人に対して腹が立った時はその人の良い面を思い出すこと。うまくいかない時こそこれも神の試練と受け入れること。最初はいやいやであったが、だんだんその女の心が変わってきた。人を責める言葉が減り感謝の言葉が増えてきた。
すると不思議なことが起こった。夫の病気が良くなり始めた。子供の怪我も治った。商売にも良い話が舞い込んできた。邪気が離れていったのじゃ。心清ければ神近し。これが真理じゃ。
そなたが清らかな心でいれば邪気は近づくことができぬ。逆に言えば邪気に悩まされているなら、そなたの心に問題があるということじゃ。これは厳しい言葉に聞こえるかもしれぬじゃが、これは希望でもある。なぜならそなたの心を変えれば、邪気を遠ざけることができるからじゃ。他人を変えることはできぬ、環境を変えることも難しい。じゃがそなた自身の心はそなたの意思で変えることができる。
邪気を呼び寄せる心を捨てよ。光を呼び寄せる心を育てよ。その方法を次に詳しく教えよう。そなたの心が変われば、そなたの人生も必ず変わる。邪気を呼び寄せる心の正体が分かったか。今すぐにでもその心を改めることを始めよ。
第3の教え 邪気の症状を見抜け
そなたよ。昨日のことを思い出してみよ。朝起きた時なんとなく気分が重くはなかったか。昼間理由もなくイライラしなかったか。よくなかなか眠りにつけなかったのではないか。あったであろう。それらは邪気の症状なのじゃ。邪気に取り憑かれると体と心と人生に
はっきりとした症状が現れる。わしは長年多くの人を見てきた。邪気に苦しむものは皆
同じような症状を訴える。じゃが本人は気づかぬ、それが邪気の仕業だとは。
そなたはどうじゃ、心当たりはないか。朝目が覚めても体が鉛のように重い。十分に
寝たはずなのに疲れが取れない。これは邪気がそなたの生命力を吸い取っている証拠じゃ。人と話をしていて急に頭が痛くなる。肩や首が凝ってくる。息苦しくなる。これは相手から邪気を受けている症状じゃ。
特定の場所に行くとなぜか気分が悪くなる。足が重くなる。早く帰りたくなる。それはその場所に邪気が溜まっている証拠じゃ。そなたも経験があるであろう。病院や古い建物、人ごみの多い場所、争いの耐えない家庭。そのようなところにいるとなんとなく嫌な感じがする。それは邪気を感じ取っているのじゃ。
心の症状はどうじゃ。理由もなく不安になる。将来への恐れが増す。人に会うのが嫌になる。やる気が出ない。何をしても楽しくない。
全てが面倒に感じる。これらも邪気の影響じゃ。さらに人生にも現れる。仕事で失敗が続く。人間関係がうまくいかない。お金の問題が次々と起こる。小さな事故や怪我が増える。大切なものをなくす。約束が急に取り消される。最近ついてない。そう感じることが多いならそれは邪気に取り憑かれている証拠じゃ。
ではどうすれば邪気の症状と普通の不調を見分けられるか、わしが教える。見分け方がある。まず理由が分からないかどうかじゃ。普通の疲れなら昨日遅くまで起きていたから、仕事が忙しかったからなど、理由がはっきりしておる。
じゃが邪気による疲れは十分休んでも取れぬ。理由がよくわからぬ。次に急に始まったかどうかじゃ。邪気の症状はある日突然始まることが多い。昨日までは元気だったのに今日から急に調子が悪い。このような時は邪気の影響を疑うべきじゃ。
そして場所や人に左右されるかどうかじゃ。特定の人といると悪くなる。特定の場所で悪く
なる。家に帰ると良くなる。このような症状は明らかに邪気の仕業じゃ。さらに複数の症状が同時に現れるかどうかじゃ、
体の不調だけでなく心の不調も同時に起こる。人生の不調も重なる。一つだけなら偶然かもしれぬ。複数が重なるなら邪気の影響と考えるべきじゃ。そなたはどうじゃ? これらの症状に心当たりはないか? もし一つでも当てはまるなら邪気に取り憑かれている可能性が高い。じゃが恐れることはない。症状に気づくことが邪気を払う第一歩なのじゃ。病は気から
起こり、気は心から生ず。これが真理じゃ。
邪気の症状を正しく知ることで適切な対処ができるようになる。医者に見てもらっても原因が分からない不調。薬を用いても治らない症状。心の相談をしても改善しない悩み。それらの多くは邪気が原因なのじゃ。だからこそ邪気払いが必要なのじゃ。
次に教えるのはいよいよ実践編じゃ。邪気を祓う具体的な方法。そして邪気から身を守る術。そなたが毎日実践できる簡単で効果的な方法を伝授しよう。邪気の症状が分かったか、今すぐ自分の状態を確認してみよう。そして一日も早くその邪気を祓うのじゃ。
第4の教え 邪気払いの秘宝を身につけよう
じゃがそなたよ。ここで重要なことを申しておく。邪気祓いは正しく行わねば危険じゃ。間違った方法で行えば帰って邪気を呼び寄せることもある。わしは見てきた。我流で邪気祓いをして取り返しのつかぬことになったもの。ある男は聞きかじりの知識で邪気祓いを行い、さらに強い邪気を引きつけてしまった。ある女は間違った呪文を唱え続け心を病んでしまった。だからこそ正しい方法を学ばねばならぬ。わしが今から教える方法は古来より伝わる確実な秘法じゃ。
祓いたまえ、清めたまえ。これが邪気祓いの根本じゃ。
塩による清めの法を教えよう。塩は古来より汚れを払う力があるとされておる。荒塩を
用意せよ。精製された塩ではいけぬ。海の塩、岩の塩が良い。朝晩にその塩をつまみ舌の上に置いて飲み込め。そしてこの身を清めたまえ、と心の中で唱えよう。
これを7日間続けるのじゃ。
次に水による清めの法じゃ。清らかな水を用意せよ。井戸水や湧き水が最も良い。水道の水でも構わぬ。その水で顔を洗う時、邪気よ去れと3度唱えよう。そして両手で水を救い、首筋にかけよう。邪気は首筋から入ることが多いからじゃ。
さらに言葉による払いの法を教えよう。朝起きた時と夜寝る前に必ずこの言葉を唱えよう。
天つ祝詞の太祝詞ごとを宣れ=あまつのりとの ふとのりとごとを のれ
これは強力な祓いの言霊じゃ。
邪気は言霊を恐れる。正しい発音で心を込めて唱えることが肝要じゃ。また護身の印も重要じゃ。右手の人差し指と中指を立て、他の指は握り込む。この手を額に当て、
神の光、我を守らん
と唱えよう。外出する時、人ごみに入る時、嫌な予感がする時、必ずこの印を結ぶのじゃ。そして家の清めの法も教えよう。玄関に盛り塩を置け。小皿に粗塩を盛り毎日取り替えるのじゃ。部屋の四隅にも塩を負け。この場を清めたまえと唱えながら特に寝室は念入りに清めよ。寝ている間は最も無防備だからじゃ。
さらに物の清めの法じゃ。中古品や古いものを手に入れた時必ず清めてから使うのじゃ。塩水に浸たすか塩を振りかけるかして「前の持ち主の思いよ去れ」と唱えよう。特に装身具は要注意じゃ。持ち主の想念が染みついておる。また身につけるお守りも大切じゃ。清らかな石を身につけよう。
水晶、ヒスイ、メノウが良い。毎朝その石を手に取り我を守りたまえと願いを込めよう。石
は邪気を吸い取ってくれる。時々塩水で清めることを忘れるな。これらの方法を毎日欠かさず続けよう。最初は面倒に感じるかもしれぬ。じゃが習慣となれば自然にできるようになる。そして必ず効果が現れる。体が軽くなり、心が明るくなり、物事がうまく回り始める。清きことは神に近し、これが真理じゃ。そなたが清らかでいる限り邪気は近づくことができぬ。
じゃが一度や二度やっただけでは効果は薄い。継続することが最も重要じゃ。
邪気祓いは生涯続ける修行と思え、毎日の習慣としてこれらの清めを行うのじゃ。
そうすればそなたは邪気に悩まされることなく光に満ちた人生を歩むことができる。
正しい邪気祓いの方法が分かったか。今日から実践を始めよう。
次に教えるのは日常生活で邪気を避ける知恵じゃ。祓うだけでなく最初から近づけない方法を伝授しよう。
第5の教え 日常の邪気を避ける術を極めよ
ついに最後の教えの時が来た。邪気から身を守る究極の知恵じゃ。そなたはここ
までよく学んできた。邪気の正体を知り心を改め症状を見抜き、祓いの術を身につけた。
じゃがこれからが本当の実践じゃ。邪気を払うことも大切だが、最初から近づけぬことの方がはるかに重要じゃ。わしはこれからそなたに五つの日常術を授ける。この五つを完璧に行えるものは生涯に渡り邪気に悩まされることはない。
第一に朝の身支度を怠るな。朝起きたらまず顔を洗え。冷たい清水で三度洗うのじゃ。その時こう唱えよ。「昨夜の汚れを洗い流したまえ。」
次に髪を整えよ。乱れた髪は邪を招く。きちんとゆい上げるか梳かして整えよ。そして清潔
な衣を身につけよ。汚れた衣は邪気の温床じゃ。毎日取り替え清潔を保つのじゃ。これら
を怠れば一日中邪気に狙われる。身支度は霊的な鎧いを着ることと同じじゃ。
第二に食べ物に気をつけよ。邪気は汚れた食物を通しても侵入する。古い食べ物。腐りかけたものは避けよ。特に怒りながら作られた食事。恨みを込めて作られた食事。これらは邪気
の塊じゃ。食事の前には必ず感謝を捧げよう。この食物を清めたまえ。我が体を正常に保ちたまえ。そう心の中で唱えてから口にせよ。また酒に溺れることも禁物じゃ。酒は霊的防御を弱くする。ほどほどにとめておくのじゃ。
第三に人との接し方を学べ。邪気を持つ人と長時間一緒にいてはならぬ。愚痴ばかり言うも者。人の悪口ばかり言う者。いつも不平不満をもらす者。このような者たちは邪気の発生源じゃ。近づけば必ず影響を受ける。じゃが完全に避けることもできぬであろう。
そのような時は心の中で唱えよ。「この者の邪気、我に移ることなかれ」そしてその人と
別れた後は必ず手を洗い、塩で清めよ。逆に清らかな心を持つ人、いつも感謝を忘れぬ人、人を励まし支える人、そのような人々と多く交わるのじゃ。清らかさは人から人へ伝わる。
第四に住まいを清浄に保て。家の中に邪気を溜めてはならぬ。毎日掃除を欠かすな。
ホコリや汚れは邪気を呼び寄せる。特に玄関と台所は念入りに清めよう。玄関は邪気の入り口。台所は生命力の皆じゃ。
窓を開けて風を通せ。よどんだ空気は邪気を溜める。新鮮な空気で家全体を清めるの
じゃ。また不要なものは溜め込むな。古いもの、壊れたもの、使わぬもの。これらは
邪気の隠れ家となる。定期的に整理し、清潔を保つのじゃ。そして家の四隅に盛り塩を置け、小皿にあら塩を山にしておくのじゃ。毎週新しい塩に取り替えよ。
第五に心のあり方を正せ。これが最も重要な教えじゃ。どんなに外側を清めても心が汚れていては意味がない。「心清ければ万事清し」、この言葉を忘れるな。朝起きたらまず感謝を捧げよ。今日も命を与えられ、ありがたし。人にあったらその人の良い面を見よ。悪い面ばかり見れば悪い気を受ける。困ったことが起きてもすぐに怒るな。これも神の試練と受け入れよ。人から悪口を言われても仕返しするな。その人も苦しんでいるのじゃと哀れめ。夜寝る前には一日を振り返れ。悪い思いを抱いたことがあれば、反省し、良いことをしたことがあれば感謝せよ。このような心で毎日を過ごせばそなたの周りには光が満ち、邪気は決して
近づくことができぬ。これら5つの日常術を続けるものは、必ず清らかな人生を歩むことができる。わしが保証しよう。じゃが忘れてはならぬことがある。これらの術は己のためだけではない。そなたが清らかになることで、そなたの家族も友も周りの人々もみんな邪気から守られるのじゃ。一人が清らかになればその清らかさは波のように広がり、やがて世界全体を清める。そうして神の国がこの地上に現れるのじゃ。
さあ、そなたよ。邪気から身を守る究極の知恵を授けた。この5つの教えを胸に刻み、今日
からその実践を始めよ。邪気に負けぬ強い魂となり、光に満ちた人生を歩むのじゃ。正常なる魂への道。
邪気は何か。なぜ邪気に取り憑かれるのか。どうすれば症状を見抜けるか、いかにして邪気を祓うか、そして日常でどう身を守るか全てを伝えた。じゃがここで申しておかねばならぬことがある。この道は決して楽な道ではない。毎日の清めを怠れば邪気はすぐに戻ってくる。心を油断させれば再び取り憑かれることもある。人からは神経質じゃと笑われ、古臭いと馬鹿にされることもあるであろう。それでもそなたはこの道を歩む覚悟があるか。なぜなら今この世は邪気に満ちているからじゃ。人々は物欲に溺れ心は汚れに汚れ、邪気が満延しておる。
このような時代だからこそ真に清らかな魂を持つものが必要なのじゃ。邪気を祓い光を放つものがこの世を救うのじゃ。もしそなたがわしの教えを実践し続けるなら必ず変化が訪れる。最初は小さな変化かもしれぬ。朝起きる時に体が軽やかになる。
人と会う時に嫌な感じを受けなくなる。家にいる時に心が安らかになる。そしてやがて大きな変化が起こる。仕事がうまくいくようになる。人間関係が円滑になる。健康を取り戻す。家族に笑顔が戻る。その時そなたは真の邪気祓いの力を身につけておる。
じゃが忘れてはならぬ。この力は己のためだけのものではない。そなたが清らかになることでそなたを通して多くの人が救われる。苦しむ人に希望を与え、迷う人に道を示し邪気に悩む人を導くのじゃ。
そしてその先に何が待っているか。神の国じゃ。邪気なく汚れなく全ての人が清らかな
心でお互いを敬い合い助け合う。美しい世界は夢語ではない。ひとびとが清らかになれば
必ず実現する世界なのじゃ。そなたもその世界を作る一員となるのじゃ。さあ、そなたよ。今日からその第一歩を踏み出せ。
朝起きたらまず身を清めよ。心を正し感謝を忘れるな。邪気を祓い光を放て。そしてわしが教えたこれらの秘法をそなたが実践してどのような体験をしたか、いつの日か聞かせてもらいたいものじゃ。神の加護がそなたと共にあらんこと。そしてそなたの魂が清らかに輝き、多くの人を邪気の苦しみから救うものとなること。心より願っておる。この教えを胸に刻み、今すぐ実践せよ。邪気を祓う道はそなたの前に開かれておるのだ。
以上



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