専門家「金銀価格はさらなる上昇へ」。ドルも円も実質暴落中、インフレはこれからも続く。(2026年1月16日公開)
- chibamai
- 7 日前
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当ブログでは金や銀について何回も取り上げました。世界の法定通貨(ドル、ユーロ、円その他)は中央銀行発行の債務兼紙切れですから、モノに対する紙幣価値が下落しているのが今の実情です。インフレは最悪の場合ハイパーインフレとなり、紙幣は何の意味もなくなります。
1920年代ドイツのワイマール共和国で、ハイパーインフレが起こり、市民は暖炉の熱源として紙幣を燃やしていました。

1971年ニクソンショックで、ドルが金本位制から完全に脱落しました。本来、米の国庫にあった金は、ベトナム戦争歳出ですっからかんとなりました。それをかぎつけたフランスのドゴール大統領は、戦艦に乗る勢いで米国に「預けてあるゴールドをかえせ!」と要求、しかし無い袖は振れないのです。米はまもなくドルと金の交換停止を発表しました。
現在金や銀の価格が高騰中なのは、紙幣に対する信頼が下落しているのもありますが、各国の政策や思惑が大きく関係しています。特に銀は実需の産業界が手当てしまくっています。
米最大の貴金属会社マイルス・フランクリンCEO・アンディ・シェクトマン氏のインタビューは、大変参考になります。💥 Silver Is DISAPPEARING – Someone Is Taking Physical Delivery
内容をまとめます。
トランプは2025年就任以来、建国の父ワシントンが実施した、アメリカン・システムという手法を採用した。すなわち関税で製品輸入を最小限にして、国内産業を奨励する。海外からの投資を呼び込み、工場を沢山国内につくる。
投資を呼び込むためにはドルが大幅に安くならなければいけない。(注・ドル円為替は、そのせいでドル安円高になるという予想が一般的だったが、そうならなかった)。
しかし金価格(銀も)は去年、株式市場より値上がりした。つまりドルに対して金銀が上昇し、ドルは実質暴落している。トランプの思惑通りなのだ。
また、トランプ政権は金や銀を沢山先物市場で現引き(実物を買い付けること)をしてきた。これは何を意味するか。問題の大量の米国債を、償還の際ドルではなく金で払う可能性があるのだ。
金はマネーと同じになった。
金銀の現物は枯渇しつつあり、価格はまだまだ上昇する。しかし相場は乱高下する。特に銀はもともと相場が激しいので乱高下を覚悟したほうが良い。
米政府内部に詳しい経済学者ジム・リカーズは、金の一オンス価格を数年先27500ドル(現在4600ドル)と予想していましたが、つい最近、2032年までに10万ドルになると予想を変えました。単純に20倍と計算すると、今の日本国内価格も1グラム25000円代から50万円になります。しかしドル円為替が関係しますから、あまり円高になると国内金価格もそこまで
行きません。
ジムは引き続き、ドルが金本位制に戻る可能性を捨てていないようです。
これらが意味するのは、円の価値もドルと道連れで現在暴落中ということです。
インフレはこれからも続くでしょうから、一般市民も対策が必要です。



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