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金価格さらなるブレイク中、誰が市場操作しているのかーその1・ペーパーゴールドと金鉱山会社

  • chibamai
  • 15 分前
  • 読了時間: 3分
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とどまる所を知らない金価格ですが、結論から言うと理由は政府貨幣の信頼失墜です。対ドルでも対円でも、金が上昇していますから紙切れの紙幣の価値がどんどん下がっているという、本当はおめでたくない状況です。政府が崩壊するとハイパーインフレになるのは歴史が証明しています。そして各国中央銀行が準備通貨の代わりに金を買い漁ってます。


とはいうものの、どの相場でもそうですが、かならず市場操作をする連中がいます。

その1として今日は2種類の勢力を見てみます。その2は・・・ヒント、ロスチャイルド系機関。


ペーパーゴールド

金の投資信託やETFが日本を含め各国にありますが、それを大量売買すると実物の重い金が動くことなく市場操作できます。


  • 実物の金ではないペーパーゴールド 金投資:現物とペーパーゴールドの違い - みんなの投資学校 の大量売買によって市場操作されることがある。実物の金は生産量が限定されているが、ペーパーゴールドや先物、オプションなどで実物以上の巨大な額が売買されて価格が動く。

  • しかし大量の注文を入れて市場操作するのは違法になっている。



金鉱山会社

  • 鉱山会社が金価格を左右する。会社が需要と供給を見ながら生産量を決める。

  • 鉱山会社は地質調査を丹念に行い。埋蔵場所を探す(最近は衛星やレーダーなどハイテクになっている)

  • どれだけ採掘できるかを決めるが、環境規制内で行うことが必須。

  • 鉱山会社は埋蔵場所やコスト面を補完するため、柔軟に吸収合併される。


  • 鉱山会社の生産量で金価格は大きく左右される。

  • 土から金を抽出する際、ヒ素などの危険な薬品が使われることが多い。

  • 鉱山会社が目標とする重要なポイントがある。上質の金の埋蔵場所を見つけること、金を取り出すテクノロジーが優れていること、資本入手がたやすいこと、採鉱する国が政治的に安定していること、環境規制を守ること、労働コストを把握する、税金が重荷とならない、競合他社との状況、採鉱業務にかかる燃料や資材コスト。


鉱山会社がどれだけ金を取り出すかは、季節も関係します。暑い夏は当然人も動きたくないので効率が下がります。そうすると産出量が少ないので秋以降は価格が上がりがちとなります。鉱山会社はなるべく儲けたいですから、金価格をにらみながら採鉱計画を立てるそうです。おそらく相場の売買もやっているでしょう。


ところで金を産出する国は以下のようになっています。


1位中国、2位ロシア、3位オーストラリア、4位カナダ、5位米、6位カザフスタン・メキシコ、7位ガーナ、8位ウズベキスタン、9位インドネシア・南アフリカ・ペルー


日本は鹿児島の菱刈鉱山がありますが、世界30位以下です。

中国は金を世界で掘り出していますから、価格が上がればウハウハです。金だけでなく天然資源をわが物とするために、各国にカネをばらまき土地を買ってきました。

同時に中国の中央銀行も、金を大きく買い越しています。サウジアラビアなどとは、お互い金で原油の決済をして、ドルをスルーしています。BRICSは意図的にドルをスルーして準備通貨としての地位を奪おうとしている、と言われます。


同じ貴金属の銀も、ここ1週間ほど暴騰しています。これも、ロンドン市場のトレーダー連が、空売りの分の現物手当が間に合わないという「ショートスクイーズ」が起こっているらしいです。わざわざ大金払って、アメリカからロンドンに空輸で銀を運んでいるとのことです。

全く同じことが、去年年末に金市場で起こり、金の高騰につながりました。


日本での金価格はどこまで行くのか。ある元ファンドマネージャーによると1グラム4万円に行くそうですから、ほとんど2倍です。




 
 
 

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