ブリタニカ百科事典のサイトに黒貴族についての記事がある↑
イルミナティには13の血統家系があることを以前お伝えしました↓
ロスチャイルドやロックフェラーはイルミ血統に入ります。
レイノルズ家という家系もあり、19世紀に米でタバコ会社を設立した有力な名家です。
そのレイノルズ家に生まれ、エリート家系によくあるSRA(Satanic Ritual Abuse=サタニック儀式虐待)を幼少時から受け、やがて当家から飛び出しその悪行を告発した男性がいます。
↑左・Nathan Reynolds(ネイサン・レイノルズ)右・夫人
ネイサンの本を読みましたが、驚くべき内容です。彼はあちこちでインタビューされていて、そこで言っていました。「ロスチャイルドの先祖をたどるとイタリアの黒貴族オルシーニ家(Orsini)がある」
調べたところ、本当にそうなのか結論はまだですが、新しいことが分かりました。
まず、黒貴族についてブリタニカに書いてある内容です。
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古代よりローマ市民であることは誇りであった。今日でも「本当のローマ人」には名声がつきまとう。特に黒貴族の家系は教皇とのつながりが強く、自分たちだけの社会を密に形成し、表に出てこない。黒貴族は教皇を世俗的存在としか見ない「白貴族」とは、疎遠である。最も高い身分の有力階級は、ローマのテベレ川対岸地域のトラステヴェレに住んでいる。
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歴史を紐解くと、紀元5世紀にローマ帝国が滅亡した数世紀後、10世紀から19世紀の間、ドイツ系の神聖ローマ帝国がヨーロッパで栄えました。本来のローマ帝国のイタリア貴族の有力子孫たちは、カトリック教会の教皇(法王)を支持する派閥と、神聖ローマ帝国皇帝を支持する派閥とに分かれました。
教皇支持派の名称はゲルフ(Guelph)
皇帝支持派の名称はギベリン(Ghibelline)
両方とも語源は人の名前です。
さて、教皇派ゲルフはさらに2つのグループに分かれました。
白ゲルフ=教皇の権力を認めるものの、あくまで限定的権力しか認めない。
黒ゲルフ=教皇は絶対的存在、全ての権力がある、とする。
両ゲルフを説明した文章です↓
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ダンテ著「インフェルノ(地獄)」(14世紀発表)にもあるが、ゲルフ(教皇派)とギベリン(皇帝派)の戦いは何世紀も続いた。白ゲルフは教皇の力を制限しようとし、黒ゲルフはその逆だった。イタリアの各都市はどちらかの側について戦い、勝負は転々とした。負けた側は亡命の憂き目にあった。ダンテは白ゲルフ派だったので、黒ゲルフ派は教皇と共謀し、ダンテを追放しようと目論んだ。
The historical context for Dante's Inferno is the centuries-long war between the Guelphs and the Ghibellines, over whether the emperor or the pope should have more power. Dante's party, the Guelphs, ostensibly supported the pope, but one faction (the White Guelphs) wanted to limit the pope's power, while the other faction (the Black Guelphs) didn't. As individual Italian cities realigned themselves with one party or the other for civic or financial reasons, power changed suddenly, and members of the losing party were often exiled. This happened to Dante prior to his writing the Inferno. When Dante, a White Guelph, traveled to Rome for a political meeting, the Black Guelphs took over Florence and conspired with the pope to have Dante banned.
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さて、ネイサンの言うオルシーニ家(10世紀から存在)は黒ゲルフでした。
オルシーニ家は、62人の議員に加えて、5人の教皇、30人の枢機卿を輩出するガチガチのバチカン家系だったのです。
脱線しますが、ここで自然に湧く疑問は、黒だの白だの色の根拠は何か、ということです。
黒ゲルフや黒貴族は非常に財産が豊かで権力も強大なのに比べると、白ゲルフや白貴族はそこまで強力ではありません。
色の根拠がはっきりしないので、伊英辞典で黒(nero)を調べると
illegal activity=不法活動、to work under the table=不法取引とあります。
つまり、黒貴族は疑わしいやり口で富を築いた、いわゆる泥棒貴族(Robber baron)
を指しているのではないでしょうか。これはロスチャイルドの歴史とも合致します。
ナポレオン戦争(1803-1815)でデマを流し、株式市場で暴落した株を買いあさり大儲けして、富の基礎を築いたのがロス家です。このデマを流す手法は現在でも金融市場や商品市場で使われていますが、不法でないにしろ、公明正大ではありません。
話を戻すと、オルシーニ家は実際にイルミナティ家系であるという記事があります↓ここではロス家とオルシーニ家は別の家系であるとしています。それにしても知らないことがいっぱいです。
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オルシーニ家はいくつもの系統に分かれるが、Gravina系統は現在ローマ、トリノ、シンガポール、米国に住む。移民した際にOrsiniからOrazineに改名した人もいれば、元の名を使っている場合もある。
現存の子孫の一人、Pepe Orsini ↓は想像を絶する富と権力を有し、gray pope(灰色の教皇)と呼ばれる。(Youtubeにもあります)
彼は人口削減者(depopulationist)である。黒服をまとうためblack popeと呼ばれるイエズス会のトップと密接に協力している。
英国王室やロスチャイルドでさえも、この教皇派勢力やイエズス会に従わざるを得ないほどである。
イルミの中には、エジプトのプトレマイオス朝にさかのぼる家系もある。
イルミの本当のトップは女性だが、全く表面に出てこない。彼女はネフィリム(古代に地球外から来た人々)と人間とのハイブリッドだ。ネフィリム - Wikipedia
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いやはや、キリがありません。最後はオカルチックです。
上のサイトでは、ロスチャイルド家よりもオルシーニ家の方が地位が高いとあります。
そしてバチカン内に詳しいLeo Zagami BIO – Leo Zagami によりますと、法王に実際に指示を下すのはローマの名門家族だそうですから、オルシーニのような黒貴族の子孫達がバチカンを仕切っているのでしょう。
教皇派というのは、つまるところグローバリストの一種だと思います。カトリックの語源は「 ユニヴァーサル」という意味です。カトリック教会は全世界に広がり、それにぶら下がったビジネスも大儲けしてきました。
また、中世のオルシーニ家には仇敵のコロナ家という人々がいて、激しく戦いました。
つまりコロナ家はグローバリストに対抗した人々と言えるかもしれません。
当方の完全なる妄想ですが、コロナ家の子孫をたどると・・・トランプだったりして。
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