ビットコイン暴落の背景にモルガン・スタンレー社が。銀のスクイーズにも。市場操作、利益寡占、金融プレイヤーの叩き合い。(2025年12月3日公開)
- chibamai
- 3 分前
- 読了時間: 3分

暗号通貨の代表ビットコインが先月大幅下落しました。
基本、相場というものは「いじめ合い」の側面があります。個人投資家をいじめる機関投資家、または機関投資家同士のいじめ合い・・・現在、銀相場で起こっているショートスクイーズなどは、空売りしている銀行を他の金融機関が締め上げて損を出させるという動きです。かなり汚い手口も存在します。先週シカゴマーカンタイル取引所で機械トラブルが発生し、相場が中断したことを疑う人もいます。
MSCI=モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル やJPM=JPモルガン・チェース は世界最大の金融プレイヤーですが、銀のスクイーズで大儲けしていますし、ビットコインを暴落させた犯人とも名指しされています。
11月にMSCIは「ストラテジー」という会社を「暗殺 assassination attempt」しようとした。MSCIが運営する株式指数から、資産50%以上をデジタル通貨で保有する企業を除外する、という規約改正の検討を始めたのだ。これは明らかにストラテジー社を狙っている。何故か?
スト社は資産の多くをビットコインで運用しているため、スト社株を保有するということはビットコインを保有するのとほとんど同じである。しかしこれはウォール街やMSCIにとっては許せない。何故なら、ビットコイン販売の手数料がその分ウォール街に落ちないからだ。Why? Because Strategy gives investors bitcoin exposure with no
middleman and no fees.
実際、スト社の株は先月49%暴落した。
金融界のインサイダープレイヤーは同じようなことを過去にもおこなっている。1869年、ブラックフライデー・スキャンダルが起こった。鉄道業界のトップ2人が、金価格を吊り上げるため、各種工作を行い米財務省が金を市場に放出しないようにさせた。2人は現在の価値で2億8500万ドル儲けたといわれる。
勝手にルールを変え、市場を操作し競合相手を潰すーこれは現在も行われている。It's the same tactic Gould and Fisk used in 1869: rewrite the rules, corner the market, and break the competition so the insiders can take control.
MSCIはビットコインの金融商品「bitcoin-linked structured note(仕組み債の一種)」を販売しようとしている。見えない手数料で彼らは儲ける。そのためには、ストラテジー社のような実質手数料ゼロで保有できる会社がじゃまなのだ。
ウォール街は暗号通貨市場を独占して儲けようとしている。
---
国際金融マフィア親玉のロスチャイルド家は、1815年英仏戦争ワーテルローの戦いで、噂を株式市場に広めて暴落させ、タダ同然で株を買いまくり、富を築きました。これがロス家の本格的出発点ともいわれます。
こういう連中に相場は左右されますから、個人投資家も知識と知恵を武器にする必要があります。
ところで、マイク・アダムスがあくまでも噂と言っていましたが、MSCIの銀のトレーディングデスク19名が、この週末一斉にシンガポールに脱出したそうです。銀スクイーズの件での当局の取り調べを逃れたか、という憶測があるそうですが、さしずめ大儲けを祝ってシンガポールで超大豪遊のボーナスか何かじゃないの、と当方は思っています(笑)。



コメント