ワインも要注意!PFASについで有害なフッソ化合物TFA。胎児の発育に影響あり。(2026年9月19日公開)

当方は無添加無農薬食品を、オルター社とよつば社から配達してもらっていますが、オルターは定期的に添加物や電磁波などの危険について、パンフレットが入ります。
今回はTFA(トリフルオロ酢酸)の害について紹介します。エアコンなどのフロンガスが発生源で、水道から除去しにくい物質です。
パンフから手で要約、入力しました。
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PFASは結合する炭素分子の数の違いで、「長鎖PFAS」と「短鎖PFAS」に分けることができる。
現在大きな問題となっている、生産や使用が条約や国内法で原則禁止されているPFOAとPFOSはどれも炭素数が8で、長鎖PFASに属する。
これに対しTFAは炭素数が2で、超短鎖PFASに属する。
PFASは炭素の数が多いほど、毒性が高いと考えられてきた。そのため超短鎖のTFAは毒性が低いとみなされ、規制当局もPFASを追究する市民団体もノーマークだった。したがってTFAの毒性に関する研究も、最近まであまり行われなかった。しかしその認識は完全に間違いだった。
TFAは最近の動物実験で、ウサギの胎児に影響を及ぼし、生まれた赤ちゃんウサギの骨格と目に異常が出た。ラットの実験では、免疫系と甲状腺への影響、精子への影響の兆候が見られた。専門家は特に、子ウサギの目に異常が出た事実を重く受け止めてきた。
なぜなら、PFASと胎児の目の障害との関連は、1980年頃に動物と人間の両方で確認されているからだ。
当時、アメリカの大手PFASメーカーである3Mが、母体のPFOAへの曝露が胎児に及ぼす影響を調べるため、密かに動物実験を行ったところ、目に欠陥を持つラットが生まれた。
同じころ、大手PFASメーカーのデュポンが、自社の出産間もない女性従業員をやはり極秘に調べたら、7人のうち2人が目に障害を持つ子供を産んでいた。
TFAに関する最新の研究成果を受けて、欧州連合(EU)の専門機関である欧州化学品庁(ECHA)のリスク評価委員会(RAC)は今年6月、TFAを胎児の発育に影響を及ぼす
可能性がある「生産毒性カテゴリー1B」に分類するよう勧告した。
TFAの毒性は、まだ未知の部分が多く、今後さらに懸念すべき毒性が明らかになる可能性もある。
TFAは水に溶けやすいので、水を介してあっという間に拡散するため、広い範囲で高濃度のTFAが検出されている。
欧州の環境団体ネットワークが、EU域内の飲み水を調査し、水道水の94%、ボトル入りのミネラルウォーターやスプリングウォーターの64%から検出された、と2024年7月に報告書を公表している。
日本でも知らないうちにTFA汚染が広がっていた。
大阪市水道局は2025年4月、PFASによる水道水の汚染状況を詳しく把握しようと、淀川沿いの浄水場で36種類のPFASを対象に濃度を調べた。
結果は、TFAだけが一リットルあたり0.7―0.9マイクログラムという突出した高濃度で検出された。しかも浄水後も濃度は変わらなかった。大半の浄水場のPFASは0.01マイクログラム未満で、浄水後は濃度が低下していた。
また、民間企業の環境管理センターが市販のミネラルウォーター、緑茶、果汁飲料など合計30種類の飲料を調べたところ、ほぼ全てのサンプルからTFAが検出され、濃度が比較的高いものであったと、今年3月の第60回日本水環境学会年会で発表している。
TFAの毒性はPFOAやPFOSに比べれば低いと言われているが、検出率と検出濃度がこれだけ高いと、仮に毒性が低くても曝露量が多くなり、人の健康リスクは無視できない。
TFAは他のPFASと違い、工場では生産されない。別のPFASが環境中で分解することによって生成される。PFASは1万種類以上あり、その2000種類以上がTFAを生成すると言われている。
最大の発生源はエアコンや冷蔵庫などに使われている冷媒ガスの一種であるハイドロフルオロオレフィン(HFO)である。
次の発生源はPFASが原料のPFAS農薬である。TFA汚染が広がり出したのは1990年前後と考えられている。きっかけは1997年に採択されたモントリオール議定書だった。同議定書は、オゾン層を破壊するクロロフルオロカーボン(CFC)の撤廃を決めた。CFCの代替物として後に普及したのがHFOだった。
HFOはオゾン層は破壊しないが、その代わり、ほぼ全量が比較的短い時間でTFAに変化する。HFO由来のTFAは、大半が空気中を浮遊したのち、雨などと一緒に地上や海に落ちてくる。
PFAS農薬は、HFOに少し遅れて普及し始めたとみられている。農薬由来のTFAは、農地から地下水や河川を経由して水道水に混入するほか、農産物に付着して人が接種するリスクが高く、健康に与える影響はHFO由来のTFAより高いとみられている。
農産物のTFA汚染の実態を明らかにしようと、オーストリアの環境団体「グローバル2000」は欧州の他団体と協力し、EU域内で1974年から2024年の間に生産されたワインを調べた。
さまざまな農産品の中からワインを調査対象に選んだのは、ワインはブドウが唯一の原料で加工度も低く、しかも欧州のほぼ全域で造られているため、農地や農作物の汚染状況を正確に把握しやすいからである。また、古い生産年のワインを調べることで、汚染の広がりを時系列でとらえることができる。
結果は、調べた全49種類のワインのうち、1988年以降に生産されたワインからTFAを検出。それ以前に生産されたワインからは検出されなかった。
2010年以降に生産されたワインはTFA濃度が高く、最高濃度は2024年産のオーストリアワインで、1リットルあたり320マイクログラム(32万ナノグラム)だった。
2021年度から2024年産までの平均値は1リットルあたり122マイクログラムで、最近になるほど濃度が高くなる傾向が確認された。
2021年度以降のワインは、残留農薬も測定したところ、TFAの検出濃度と残留農薬の検出濃度との間には、明確な相関関係が認められた。ワインのTFA汚染の主な原因はPFAS農薬なのだ。
測定した49種類中、5種類は農薬を使用しない有機ワインだったが、有機ワインからもTFAが検出された。
これは、ブドウの根が吸い上げた雨水や地下水がもともとTFAに汚染されていた可能性を示している。
ワインを使って食品のTFA汚染を調べる研究は、ドイツのシュツットガルト化学・獣医学研究所やフライブルク大学の研究者も行っているが、いずれもグローバル2000の調査と同様の結果が出ている。
49種類のワインの中には、日本でもよく知られたブランドが含まれている。
そして日本国内で製造されたウィンもTFAに汚染されていた。
京都府立大学の食環境安全性学研究室がTFAの効率的な検出方法を探る目的で、市販の赤ワイン1銘柄を測定したところ、TFAが1リットルあたり36.6マイクログラム検出され、6月下旬に長崎市で開かれた環境化学物質合同大会で概要が発表された。
このワインはスーパーなので1本数百円で売られている安いワイン。製造は国内だが、原料は輸入ブドウ果汁なので、果汁がTFAに汚染されていた可能性が高い。
ワイン用の輸入ブドウ果汁にはチリさんやスペイン産が多く使われている。
TFAが検出されたワインの果汁が仮にチリ産だったとすると、フランスワインと並んで輸入量が多いチリワインの多くも、TFAに汚染されている可能性があるということになる。
最近人気の、国産ブドウから造られたワインがTFAに汚染されているかどうかは不明だが、国産ブドウから造ったワインのTFA汚染を調べている研究グループがあり、近く結果が発表される。
アメリカの環境団体がカリフォルニア州の農薬統計を分析したところ、同州でもアーモンドやピスタチオ、ワイン用ブドウなど主要農産物にPFAS農薬が頻繁に使われている実態が明らかになった。日本で人気のカリフォルニアワインも、TFAに汚染されている可能性が高い。
TFAが脅威なのは、従来のPFAに比べて除去が難しいという点。PFASは活性炭フィルターを通せばほぼ取り除けると言われてきた。しかしTFAはそれが通用しない。
逆浸透膜法を使えば、水からTFAが除去されるが、必須ミネラルも除去されてしまう。
デンマークやスウェーデンはTFAを禁止する方向に動いている。日本は毎度のことだが、有害化学物質の規制に消極的だ。
これからAI用のデータセンターが大量に建設される計画だが、冷却に使われる冷媒が大量に排出されるため、TFA規制が通らない可能性がある。
IT企業が大儲けする中、多くの国民が「原因不明の病気」で苦しむことが心配である。
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当方は有機ワインが好きですが、雨水や地下水が汚染されていれば、もうどうしようもありません。
体内からどう取り除くのか、食物繊維やデトックス(サウナの汗で排出、など)がどこまで効くのか、注視したいと思います。



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