金価格さらなるブレイク中、誰が市場操作しているのかーその2 ロスチャイルド金融マフィアのBIS=国際決済銀行(2025年10月19日公開)
- chibamai
- 10月19日
- 読了時間: 6分
更新日:10月26日

前回その1では金の市場操作に関係しているのは、ペーパーゴールドの大量売買と金鉱山会社であることを紹介しました。
今日はBIS=国際決済銀行(各国中央銀行の親玉)が金を操作しているという情報です。
当方が参考にする政治経済専門ジム・リカーズが、2016年にこういう本を書いています↓ベストセラーになりました。

その中でこう書いてあります。
国の中央銀行は、ロンドン貴金属市場協会の会員である銀行・証券に金をリースすることができる。ゴールドマン・サックス、シティバンク、JPモルガンチェースや香港上海銀行など。この金リースを取り仕切っているのが会計不透明なBISである。
歴史的に、BISは金の市場操作や中央銀行・商業銀行間の金売買を仲介してきた。(中略)BISは世界で最も不透明な機関である。(中略)中央銀行が世界の金融市場や金を不透明に操る際、BISは理想的な環境なのである。
"A central bank can lease gold to one of the London Bullion Market Association banks, which include large players like Goldman Sachs, Citibank, JPMorgan Chase, and HSBC. Gold leasing is often conducted through an unaccountable intermediary called the Bank for International Settlements.
Historically, the BIS has been used as a major channel for manipulating the gold market and for conducting sales of gold between central banks and commercial banks. ... The BIS is the most nontransparent institution in the world. ... The BIS is the ideal venue for central banks to manipulate the global financial markets, including gold, with complete non-transparency.”
今年4月のブログに書いた情報です。
本来金も株式も債券も、資産として中央銀行が保有するためには、損失に備えて準備金(reserves)を用意する必要があった。しかしある時点で、BISは金だけは準備金は不要と決定した。つまり金はカネとイコールになり、各国中央銀行が買いまくるはずみとなった。
世界の金融システムはロスチャイルド系マフィアが仕切っています。日銀も都銀も地銀も、全てその枠組みの中で機能していますから、言い換えればマフィアの手先です。(職員行員は皆さんいい人かもしれませんが)
1990年代のBISの8%ルールによる「貸しはがし」で日本中で大量自殺者が生まれました。
これは国々を破壊しようとする、金融マフィアの陰謀だと当方は思っています。
2013年にBISを暴いた本「バーゼルの塔」を当方の自己出版本で紹介しました。
ーーー
「バーゼルの塔 Tower of Basel」という2013年出版の本がある。「バベルの塔 Tower of Babel」という旧約聖書の中の話をもじったタイトルだ。著者はアダム・ルボール(Adam LeBor)、ジャーナリストで、イギリスの有名経済ジャーナル・エコノミストにも勤務していたようだ。
まずルボール氏のインタビューをいくつか見てみる。氏が一貫して主張していることは、BISの成り立ちにナチスが大きく関与していることだ。1944年に当時のBIS総裁、アメリカ人のトーマス・マッキトリックがナチスの企業と密約を交わしていたことが判明している。BISの言う通りにすれば、(戦後)ナチス企業を解体しないし、収益もそのまま保持できる、と総裁が保証したのである。日本の財閥解体とは大違いである。また、ナチスが各国で略奪した財宝も、BISが集中して管理して現金化した。
BISは、表向きは国際条約に基づいて設立された国際機関だが、実態は民間企業であり、あまりにも業務内容が不透明で徹底秘密主義であるとルボール氏は言う。
キンドルで「バーゼルの塔」を開く。
「スイスのバーゼルにそびえたつBISのビルには、各国の中央銀行総裁が集うディナーが定期的に開かれる。すばらしい美食が一流のダイニングルームで提供され、めったに市場に出ない高級ワインがどんどん開けられる。食事中の主な話題は、出されたワインの評価と、それぞれの国の大蔵大臣のアホさ加減だ。
BISは国連やIMF(国際通貨基金)と同じく、外交特権が与えられている。ビルの建つスイスの警察はビル内に立ち入ることができない
BISは各国中央銀行の利権を後押しし、国際金融取引(グローバル・ファイナンス)の枠組みを作ろうとしている
BISは各国中央銀行の金塊を保管している
アメリカとナチス・ドイツの銀行家や産業家はBISの仲介で、戦時中も秘密裡に取引をしていた
そもそも中央銀行そのものが怪しい成り立ちなのははっきりしているが、中央銀行やIMFに輪をかけてBISは疑惑だらけの存在だということだ。不透明な会計プロセス、徹底した秘密主義。国際銀行勢力(ロスチャイルドやウォーバーグ、ロックフェラーの息のかかった金融機関)の利権保障。
「問題の自己資本比率8%ルールは、BIS本体というよりも、その傘下にあるバーゼル銀行監督委員会 (Basel Committee on Banking Supervision)が運営している。
BISのホームページで確認すると、この委員会のメンバーは世界各国の中央銀行だ。日本からは日銀と金融庁が参加している。
日本銀行のホームページでは、問題の貸しはがしが起こり始めた時期の1992年は、「バーゼルI」という8%ルールの通達が出されたと書いてある。
中央銀行や金融勢力が、ロスチャイルドのように世界各国の経済を自由に操ってきたことは確実である。8%ルールを適用することによって、銀行がリスクの高い貸付を回収しなければならないことは必然であり、それが国の経済に大打撃を与えることは誰にでも分かっていたはずだ。8%ルールは、金融勢力の策略かもしれない。というのも、歴史上彼らは多くの国をいじめてきたからだ。
戦争も例外ではない。
「全ての戦争は銀行家の戦争 All wars are bankers' wars」(著者マイケル・リヴェロ Michael Rivero)という本があり、ドキュメンタリーにもなっている。まさに世界大戦やイラク戦争なども根本的な理由は金融利権や資源をめぐる争いだった。アメリカがここ20年、戦争をしかけてきた石油産出国のイラク、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、イランの7か国は、BISに参加せず独自の金融政策を打ち出そうとした為に攻撃された、とリヴェロ氏は説明する。これらの国に民主化をもたらす為の戦争、という言い訳は全くの嘘だったのである。
イルミナティなどのエリート勢力には利益が優先で、人命などは全く関係がない。8%ルールが原因で、日本で沢山の自殺者が出たことなど、何の罪悪感も無いに違いない。
しかも世界中で一般庶民がどれだけ戦争で死のうと、アリを踏みつけたくらいの気分なのだ。
20世紀は戦争だけで1億人が命を失った。21世紀はどうなるのだろうか。コロナ禍は実は第三次世界大戦の代りである、という意見もある。
銀行員の中には良い人もいるであろう。彼らは何も知らずに一生懸命働いている。問題は金融エリート勢力が作り出すシステムなのだ。
ーーー
このシステムが現在、紙切れの政府通貨を見限りゴールドにシフトしているということになります。
ちなみにジム・リカーズは金価格は1オンス27500ドル(現在4200ドル台)まで行くと言っています。そこが天井だそうです。
金融システムの根幹が大変貌を遂げようとしています。



コメント