「ユダヤ人」の祖国は本当にイスラエルなのか疑問、宗教を理由にした戦争の無意味さ：エプスタイン・ファイルを握りつぶしたトランプ、その理由は？（2025年7月11日公開）

更新日：7月19日

イスラエルのネタニヤフ首相はユダヤ教の聖地であるエルサレム（イスラム教にとっても聖地）を完全わが物とするべく、中近東全体を支配する計画のもとに、あちこちで戦いを仕掛けてきました。

そもそもユダヤ人の定義とは、コーパイ↓

ーーー引用終わり

2000年以上前から、何回もユダヤ人は迫害・攻撃を受けて世界中に離散しました（ディアスポラ）。最後のディアスポラは紀元70年、ローマ帝国によるユダヤの地占領が原因でした。

欧州に渡ったユダヤ人はアシュケナージ系（白人）、中近東やスペインに住み着いたユダヤ人（有色が多い）はスファラディ系、と分類されます。世界のユダヤ人8割はアシュケナージと言われます。両者の混血も進んでいます。

2023年にアップした当ブログでは、アシュケナージ系の先祖はユダヤ人ではなく、8世紀に政治的事情でユダヤ教に大量改宗した、コーカサス地方の人々である可能性を書きました。詳しいことはお読みください↓

それではスファラディ系は、中東に代々住んでいるため2000年前の元祖ユダヤ人の血が濃いのかどうか、ですが、一般的な理解は濃い、だと思います。

元CIA分析官ラリー・ジョンソンのニューズレターで、スファラディ系の謎を解明した学者の本を紹介していました。ポール・ウェクスラーという言語学者の本ですが、同氏がまとめた要約がネットにあります。

大方のスファラディ系ユダヤ人の先祖はほとんどはユダヤ人でなく、ユダヤ教に改宗した他民族であるという、言語学の観点から見た主張です。

言語学的に見ると、紀元70年時点で話されていた本来の元祖ユダヤ人の言葉（ヘブライ/アラム語）は、離散とともにかなりのスピードで消滅し、スペインや中近東への離散先の言葉が、ユダヤ人の主な言語となっていった。例えばエジプトに逃げたユダヤ人は、ヘブライ語でなくエジプトの言葉をしゃべるようになった。

ということは、元祖ユダヤ人は現地に溶け込んだが、彼らの信奉する宗教に対して、現地の人々が感銘を受けて改宗したり結婚によってユダヤ教徒になった場合が多いことを意味する。

つまりスファラディの場合、全くユダヤ人の血が入っていないであろうアシュケナージとは違い、中近東に住んでいた元祖ユダヤ人と現地の人々が混血している可能性は確かにあるのだそうです。これは当方が大分前に読んだ、イエメンのユダヤ人は元祖ユダヤ人のDNAが最も顕著だという説と合致します。

スファラディ系ユダヤ人はベルベル民族とアラブ人が先祖である。元祖ユダヤ人の先祖はほんの少数（だが存在する）↓

ユダヤ人の起源に関する研究は下火になってきた。理由は、現在のユダヤ人は元祖ユダヤ人の直接の子孫であると主張する、政治的シオニズムである↓

ネタニヤフの家はポーランドのアシュケナージ系でした。元祖ユダヤ人の血は流れていない可能性が高いです。

宗教が広まる背景には、改宗があります。日本人も6世紀に仏教が伝来した後、古神道から改宗したのではないでしょうか。世界史でも、政治的・経済的・便宜上で改宗したケースはたくさんあります。

イスラエルが虐殺中のガザのパレスチナ人はイスラム教徒やクリスチャンです。もしかしたら、彼らの先祖もユダヤ人だったかもしれません。宗教を言い訳に戦争するのは無理があります。

議論紛糾中！公約のエプスタイン・ファイル公表を、トランプが握りつぶした

ペドフィリアで人身売買者の故ジェフリー・エプスタインの手帳「Little Black Book」には多くの政治経済界のリーダーの名前があるとされます。その公表をめぐってトランプ政権は右往左往しましたが、この度正式に握りつぶされました（笑）。

ニュースアンカーにトランプが言った話では、「ファイルには昼食を一緒にしただけの無実の人もたくさんいる。メディアが彼らを追い回すに違いなく、気の毒なので公開しない」

もしかしたら親族を守ろうとしているのでしょうか。

その一方、エプスタインは欧米やイスラエルの諜報部の手先で、今回は米諜報機関（ＣＩＡその他）とイスラエル諜報機関モサドの戦いになっている、という説です。

アレックス・ジョーンズによると、政治経済のエリートの世界に入れてもらうには、児童をレイ〇しないとだめなんだそうです。その様子をエプスタインのような工作員が盗撮して、のちに脅しに使うんだそうです。本当に汚い世界です。

人口削減ワクチンをプッシュした政治家、戦争をあおる政治家・・・皆やられているんでしょうか。

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